人材採用が難しくなってきています。
「マーケティングをやりたいけれど人材がいない」
という企業の声をよく聞きます。
マーケティングという価値が見えない人員のためだけに、と人材採用をためらう社長さんの気持ちも分かります。
ならば営業を採用しておけば売り上げにつながるから、と安易に営業ばかり増やしてしまうのもどうかと思います。
そこで提案したいのは、今ある人材をマーケティング担当者にクラスチェンジするということです。
新規で人材採用するよりも、社内の業務に精通していますし、商品も理解している人材のはずです。
マーケティングの仕事はルーチンワークと違い仕事内容が多岐にわたりますので、他の業務との掛け持ちは難しくなってしまいます。
そのためマーケティング専任とするのが望ましいです。
さて、どんな部門から引き抜いたら良いのでしょうか?
得意なスキルを挙げてみます。
・営業推進/広報 → ”PR”を理解している
・商品企画/商品開発 → ”自社商品”と”ニーズ”を理解している
・業務/管理 → ”業務の流れ全体”を理解している
・営業 → ”売る”を理解している
・営業アシスタント → ”営業支援”と”お客さんの動き”を理解している
・社長秘書 → ”経営戦略”を理解している
・WEB制作/デザイン → ”見せ方”と”制作物”を理解している
マーケティングには、
・経営者の「謀る」戦略
・営業の「売る」精神
・クリエイターの「創る」感性
を必要としています。
各部門の得意とするスキルがあるので、足りないスキルを身に着ければマーケティング担当者への転身も可能になります。
マーケティング担当者を育成してマーケティングを始めてみませんか?
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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