経営者の悩みの一つとして挙げられるのは、営業のやってることが皆バラバラ、営業組織内の情報・ノウハウの共有がなされていないことです。
会社によっては営業コンサルを呼んだり、グループウェアを導入してみたりと苦労しています。
本来、営業を統括すべき営業部門長自らプレイングマネージャーと化してしまい、旗振り役も一人の営業個体となってしまって、営業部門はスタンドアロンの集合体となっています。
マーケティングを行う側にとっては、営業が持っている生の情報も大事であり、マーケティング戦略の展開に役立てることができます。
営業情報を元にニーズ解析することで、プレゼン材料や提案資料になります。
吸い上げた情報を提案資料等制作物にして、今度は営業にフィードバックしてあげることができます。
このように営業→マーケティング→営業といった”提供の流れ”ができてくれば、営業にとってもメリットとなりますので、自然と進んで情報提供に協力し、マーケティングからの情報を営業活動に活用し始める、
というのが理想です。
マーケティング担当者を活用して営業部門の組織改革を行うましょう。
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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