大企業と中小企業とでは立場が違ってきますが、ここでは中小・小規模事業者において、マーケティングは内製化すべきか?外注すべきか?を比較してみたいと思います。
■内製化(社内制作)のメリット:
・自社の商品サービスを的確に表現できる
・Web等メディアへの即時対応・発信ができる
・原稿を業者に預けていないので変更費用が発生しない
・経営者の考えに即座に対応できる
社員または経営者自らが行うので、スピードが速いということが最大のメリットです。
■外注業者を活用するメリット:
・社員の労力を営業活動に集中させることができる
・余計な社員教育費がかからない
・外注ならデザイナーがきれいに仕上げてくれる
・外注ならノウハウを持っているのでアドバイスをくれる
・専任の人材を募集しなくて済む
活動を外注業者に任せられるので、社員を本業に集中させることができます。
ここで残念な事実があります。
Web制作会社や広告代理店といった外注業者は、あなたの会社をパートナーとしてではなくお客さんとして見ています。
当然儲かるところと商売したいはずです。
残念ながら広告宣伝の予算が大きくない小さな会社はあまり相手にされません。
そのため顧客から言われたこと以上の提案はないと考えるべきです。
実際、私が営業マンだった頃も、売り上げの小さいお客さんはあまり訪問しませんし、予算がないのが分かっていたので提案もしませんでした。
発注する側にいた時も、予算が小さいと業者から本気にされませんでした。
マーケティング担当者の仕事は、営業に同行してお客様の声を拾うところから、自社の商品サービスを広める制作物の制作まで、一気通貫の仕事です。
途中途中で外注とのやり取りを挟んでいたのでは、伝言ゲームとなって意思疎通が困難になってしまいます。
私の結論としては、小さな会社こそ内製化すべき、そのためにもマーケティング担当者を決めて教育すべきである、と考えています。
マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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