入力3から出力7の想像力

先々週にコンテンツ東京という展示会に行ってきました。
個人でイラスト・デザインをされている方たちがたくさん出展されていて、それぞれ独自の味で表現されていました。
個人事業のクリエイターさんも自分を出品して売り込む時代なんだ、と。
私が知らなかっただけかもしれませんが。

そして先週も販促EXPOという展示会に行ってきました。
そこで出展されている、あるイラストレーターさんにお会いしました。
この方、広告や雑誌の表紙などたくさんの実績のある方ですが、興味を引いたのは想像・想定できる方だということなのです。

通常我々は仕事を獲得するために、クライアントにヒアリングをして、その情報を元に提案します。
この方は、クライアントからキーワードの2つや3つを聞いて6や7まで想像・想定できる方だと感じました。
1を聞いて10を出せる人はいませんが、僅かな情報を元にいくつも想像・想定できるのは素晴らしいことです。
こういう人たちは、どんな業界でも、どんな商品でも、対応できる脳を持っています。
世間でよく言われる、
「うちの業界は特殊で」
というのは当てはまらないのです。

少ない情報でどこまで想像できるか、想定できるか。
それが提案できる人は仕事を獲得できる人です。
7のINPUTで5のOUTPUTしか出来ないようでは、その人に任せられる仕事はあまりないでしょう。
3のINPUTで7のOUTPUTが出来る人はお客さんから頼られる人です。
大げさに言うと、”願いをかなえてくれる人”だからです。

ちなみに私も営業で様々な業界を転職してきましたが、”うちの業界は特殊で”という壁はありませんでした。
想像と想定で道を開くことが出来ましたので。
想像が行き過ぎて変人扱いもされましたが。

マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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