「今ならこんだけ値引きすます」
「おまけにコレが付いてきます」
決算間近になるとあちらこちらで販売キャンペーンが発生します。
お店でこんなちゃっちフレーズを見ると、つい寄って行ってしまいます。
相手が個人なら通用する販促手法ですが、法人向けビジネスの場合、購買担当者には先物商品を買うような権限がありません。
必要だから、と会社に稟議書を上げて了解を経て購入手続きになります。
必要性が認められなければ、いくら安くても購入できないのです。
リクルート会社もよくキャンペーンを行います。
四半期ごとに人材営業がキャンペーン値引きの見積書と履歴書を持ってきますが、いくら値引きで安くなっても人員が足りている状態では採用しません。
法人向けビジネスでは、需要があって初めて売れる。
必要なければ、おまけが付いても買ってくれません。
逆に、需要を作ってあげると、買ってくれるチャンスになります。
どう需要を作り出せるかが、需要のない市場でビジネスを展開する鍵になります。
「今、この複合機を購入してもらえるなら、この業務管理ソフトが半額になります!」
私にもこんなセールスをしていた時期がありました。
リーマンショック前なら、お金持ってる社長さんは買ってくれたんです。
マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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