顧客の立場から見て、
「おたくの営業、いらないんじゃない?」
と思えることがあります。
業界やサービス内容にもよりますが。
最初のコンタクトは、確かに営業マンが売り込みに来ました。
しかし発注してからは、”中の人”がすべて対応してくれます。
納期の確認や仕様の相談。
求人広告を発注する時は、営業マンよりもライターや編集者。
広告代理店に広告を発注する時は、営業マンよりもコピーライターやデザイナー。
システム開発の発注の場合は、営業マンなんかよりもPMやSEと話をしなければなりません。
顧客の立場からすると、営業マンよりも実務担当である技術スタッフとの打ち合わせの方が重要です。
別に担当営業を通す必要がありません。
逆に技術の分かっていない営業マンを通すと、おかしな伝言ゲームになってしまい、こちらの要望とは違うものができてしまったり、余計な請求をされたりしてしまいます。
では営業マンはどうすれば良いのか?
営業マンも技術を身に付けなければなりません。
顧客から信頼を得られるくらいの業界知識も身に付けなければなりません。
私は何社かのシステム開発の会社で営業をしていましたが、残念なことに営業マンの誰一人、SQLを知っている人がいませんでした。
システム開発の会社にいてデータベースぐらいは勉強してほしいと思ったものです。
以前にこんな記事を書きました。
「社内では営業は必要ないと感じている人が多い」
http://wp.me/p7Btdf-t
営業マンは営業活動だけやってれば良い、売り上げさえ増やせばよい、という考え方であれば、社内だけでなく顧客からも”いらない”と言われかねません。
営業マンも知識武装が必要です。
マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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