昨日開催させていただきましたセミナーの話の中で、どこの会社でもそうなんだ、と再認識したことがあります。
”営業部門と製造部門・サービス部門とは仲が悪い”
転職の多い私は、数多くの会社で実態を見てきました。
どこの会社でも営業と仲が悪い部門があります。
製造部・品質管理部・研究開発部・作業部門、
それとシステム開発部の部門長や工場長。
自分たちの技術と仕事に誇りを持っている方たちです。
そして彼らから聞こえてくる言葉。
「営業はだらしがない」
「なんで客を説得できない?」
「営業なんていらない?」
技術が分かっていない営業なんかに理解できるわけがない、と。
これは事実です。
クレームが発生しても消火できない営業は、”分かっていない”のです。
私は営業マン時代、商品に不具合が出た時は、品管に付きっきりで原因を確かめました。
私自身が納得しない報告書が上がってきても、私はお客さんを説得できないからです。
新商品の最初のロットの製造も工場に入り込んで、現場の状況を自分の目で見て現場の人と話をしながら商品の出来上がるのを見守っていました。
その所以か、各部門から多様な情報を仕入れられ、自分の営業活動を優位にすることができました。
そして私もお客さんや業界から仕入れた情報を各部門に提供した結果、私の周りでは仕事がスムーズに回っていたと感じました。
情報共有は大事です。
相手にとってもそうですが、特に自分にとってもです。
相手と同じ目線に立って行動すると、コミュニケーションはスムーズになります。
マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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