通勤時間徒歩3分になって変わったこと

通勤時間徒歩3分2

4月になりました。
この時期、通勤電車で見かけるのは初々しい新入社員たち。
今年はどんなタイプのフレッシュマンたちなのだろうか。
自分の社会人1年目を思い出しながら楽しみにしていたのですが・・・

残念ながら、電車通勤がなくなってしまった今の私には、毎日のその情景を見ることが出来なくなってしまいました。

自宅からすぐ近くに事務所を構えたからです。
通勤時間、徒歩3分。
そしてサラリーマンから独立して一国一城の主へ。
これまでの生活とは一新した環境で、どう変わったのか述べたいと思います。

まず会社員と個人事業主の違いとして、時間に縛られなくなったことです。
9時5時の中で仕事をこなさなければならなかったのが、遅刻・残業の概念なく四六時中仕事ができ、何時休んでも構わなくなったことです。

そして9時の始業に合わせて8時半までには出社、そのためには7時半には家を出なければいけなかった会社員時代。
対して通勤時間徒歩3分の環境は、

家を出る ≒ 出社 = 始業

となります。
1日あたり往復で3時間程の余裕がでてきました。

あるセキュリティが厳しい会社にいた時、仕事の資料を家に持って帰ることが出来ませんでした。
USBメモリにデータを入れて帰宅して夕飯食べて風呂上りにEXCELでデータ処理、なんてことは出来ず、会社にいる間に仕事を完結させなければなりませんでした。

会社にいる時間 = 仕事

仕事が作業であれば効率が上がるのですが、クリエイティブな仕事の場合、”ひらめき”が出なければ無駄に時間が過ぎていってしまうもの。
1日の決められた時間の中で”ひらめき”をひねり出すは難しいものでした。
今の”四六時中仕事”環境は、ひらめかなければ休憩にする、といった感じで仕事が楽になったといえます。

逆にデメリットとしては、自分の時間にルーズになったことです。
会社員時代には寝坊で遅刻をしたことがない私ですが、時間制限がなくなったせいか、二度寝することも度々。
のんびり起きても即仕事できる環境は、人間をダメにするみたいです。

会社員時代は会社で本を読んでいるとサボりにみられます。
そのため、例えビジネス書であっても通勤中か自宅で読むようになっていました。
これまで通勤電車で読んだ本は相当量です。
通勤時間がなくなって本を読むひまがなくなったかというと、そうでもありません。
”四六時中仕事”環境は”四六時中休憩”でもあります。
仕事が煮詰まったら本を読んで頭を休めたりしています。
コンサルタントは本を読むのも仕事のうち。
おかげで起業してからのビジネス書が書棚いっぱいになっています。

通勤時間徒歩3分

最後に、活動量が減ったことを記しておきます。
駅から徒歩25分の職場にいた時は、相当なカロリーを消費していました。
営業でしたので外出します。
会社と駅を2往復していたのです。

25分×4=100分/日

外回りでしたので更に歩いていたので、仕事していただけで体を鍛えていたのです。

それが今では徒歩3分。
運動不足になります。
体重も3キロ増えて更新中。
その結果、昨年参加したマラソン11大会、ことごとく自己ワースト記録を更新してしまいました。

通勤時間徒歩3分になって変わったこと。
仕事が楽になる分、人間をダメにする
私のように意志の弱い人間はこうなってしまいます。
自身の反省・自戒自粛のため、書いてみました。

マーケティング・セミナー開催

マーケティング内製化プロデューサー
<-----------------
豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
----------------->