マーケティングには費用が掛かるものです

マーケッターは魔法使いではありません

以前にマーケティングの相談に来られた方の話。
あれをやりたい、これもやりたい、納期がない、でも予算はない、という話をされ、挙句に、やらないうちから出来ないとは思わないで!などと言い出す始末。
その時の私の頭の中には、「無理無理無理」で一杯でした。
それに、無償でなんでもかんでも出来る訳がない。

本人は結局どうしたかったのか?
方向性がブレ過ぎでよく分かりませんでした。

時と場合によっては方針を転換する必要がありますが、その場で思いつくままに”あれをやりたい””これをやりたい”というのは無計画過ぎます。
マーケティング活動は、科学的に検証し、論理的に行動を決定し活動していくものです。
無理言えば何でも魔法で可能にするものではありません。
そしてマーケティング活動には、費用も掛かります。
SNSマーケティングの台頭で、マーケティングはお金が掛からないものだ、と勘違いされています。
成果が出るものがタダである訳がありません。

営業活動にしても、費用が掛かっています。
人件費や交通費、パンフレットなど、会社にいるとうっかり水や空気扱いをしてしまいますが、しっかりお金が掛かっています。

マーケティングと言うと魔法の言葉のように思ってしまう人がいますが、システムエンジニアと同様に、きちんとした仕様や企画・スケジュール・予算がないと成果は上がらない仕事なのです。

方向性がブレないこと。
成果が出るまでに時間がかかること。
そして費用が掛かること。

マーケティングにはそういった認識が必要です。

マーケティング・セミナー開催

マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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