情報発信において、相手の立場によって欲する情報が違うという話をしたいと思います。
私は坐骨神経痛を患って以来、よくサイトを検索しているものですから、坐骨神経痛についてちょっと詳しくなってしまいました。
そこで坐骨神経痛を例にすると、3つの立場が挙げられます。
・治療したい人(今痛い)→【外部依存派】
対象:病院、整体、薬局…など
欲しい情報:理論・効果・場所・価格・評判(口コミ)
・自分で痛いのをなんとかしたい人(今痛い~そうでもない)→【自己完結派】
対象:ストレッチの方法、市販薬の情報、コルセット等器具、自然治癒の期間…など
欲しい情報:理論・効果・方法手段・評判(本当はどうなの?)
・興味・趣味の人→【知的探求派】
立場”興味・趣味の人”はビジネスになりそうもないのでひとまず置いといて。
治療したい人がどこの病院へ行きたくなるか、自分で治したい人がドンナストレッチを試したくなるのか、サイトを見てどれを選択するのかは、サイトの情報から判断します。
そしてその根拠となる情報がしっかりしているほど、信頼度が上がります。
例えば、
・なぜ痛くなるのか坐骨神経痛のメカニズム(理論)
・ロキソニンによる副作用(悪い点も挙げる)
・体験に基づく闘病生活の話
どんな人をサイトに呼び込みたいのか、そのニーズによって提供する情報は変わってきます。
ターゲットとする相手の立場を考えたコンテンツ作りが成功のカギとなるのです。
ちなみに、検索してこのサイト『もう使えない営業は・・・』に辿り着いた方も、上記3つのタイプ、外部依存派(外注したい)・自己完結派(自社でやりたい)・知的探求派(マーケティングビジネス関係者)に相当すると思います。
さて、坐骨神経痛に関するサイトをいろいろ巡っていて、痛くなるメカニズムが書かれているサイトは多数あります。
しかし発病の起因についてまで述べているサイトがなかなか見つかりません。
(そこは腰痛の一種みたいに逃げている)
結局、『坐骨神経痛のメカニズムは良く分からない』ということなのでしょうか?
今なお続いている左足の不如意に、”こうすれば治る”と謳っているサイトへの不信感が募ります。
マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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