営業とマーケティング担当者の考え方の違い

営業とマーケティング担当者の考え方の違い

営業とマーケティング担当者、どちらも売り上げ向上を目的に活動しています。
ですが、考え方がちょっと違います。
一般的な営業と、ソリューション営業(課題解決型営業)、マーケティング担当者のそれぞれの考え方を述べてみたいと思います。

営業:「このお客さんはウチの商品、買ってくれないかな?」
ソリューション営業:「このお客さんの欲しいものは何かな?このお客さんはウチで提供できると買ってくれるのかな?」
マーケティング担当者:「お客さんの欲しいものは何かな?それはウチで提供できるかな?このお客さんのような市場があるのかな?」

営業マンは自分の顧客ベースで物事を考えます。
自分の業績が一番大事ですから。
一般的な営業マンは、顧客が買ってくれるか/買ってくれないか、しか考えていません。

ソリューション営業の人は、顧客のニーズ・課題を聞き出し、自社で提供できるかを考えます。
提供できれば売り上げにつながりますので。
そのため、顧客の課題を聞き出すヒアリング能力と、課題を解決するための発想力・応用力が必要です。
当然、自分一人では生産できるものではないでしょうから、周りの人を巻き込み調整していく社内外均衡力も必要になります。

さて、マーケティング担当者はというと、市場に対して自社の価値を高めるべく物事を考えなければなりません。
ある顧客で売れるのであれば、同様の市場・ニーズがあるのではないか?
それはもしかすると新商品・新サービスとしてやっていけるのではないか?
営業マネージャーや経営者に近い考え方が必要です。

マーケティング担当者を”広告担当””制作担当”的な社内位置に見られがちですが、それ以前に、市場を見て売り上げ向上のための戦略を立てるのが仕事です。
決して、”営業の下請け”ではないのです。

マーケティング担当者ってナニするの?セミナー
マーケティング・セミナー開催

マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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