これまで商標を出願するにあたり、特許庁に書類を持ち込んで印紙代を支払って申請し、2週間後に書類電子化の請求書が送られてきて代金を支払って、ようやく出願手続きが完了となりました。
この電子化への2週間がなんともじれったくて・・・
そこで今回はインターネットによるオンライン出願に挑戦してみました。
前準備として、
①過去に出願をしているので、自分の特許庁の識別番号を持っている
②青色申告をネットでやっているので、個人番号カードとICカードリーダー、電子照明の利用者用番号と署名用番号がある
③ネット支払いのためのネットバンキングがある
と、既に環境は整っていました。
さて、インターネット出願ソフトをインストールして進めていきます。
オンラインで出願する場合は、HTML形式のファイルで申請するようなので、あらかじめひな型をダウンロードして商標登録願の内容を記載しておきます。
次にソフト【申請人情報・証明書管理ツール】を立ち上げて、自分の識別番号と、利用者用番号並びに署名用番号をひも付ける設定をします。
設定後ソフト【インターネット出願】を立ち上げて、いざ出願、と思ったらエラーとなってしまいました。
その前に手数料の支払方法の設定をしなければならなかったのです。
予納・現金・電子・口座とあったので、電子現金納付を設定するために、再びソフト【申請人情報・証明書管理ツール】を立ち上げて、設定しました。
ところが何度やっても失敗します。
特許庁のサーバーに自分の番号が登録されていないようなことを言われました。
何度もTRYして調査して分かったのは、午前中に申請したものは当日の18時以降でないと完了しないらしい、ということです。
10時に識別番号と利用者用番号の登録したので、夜まで次の行動に移れないようなので、作業を一時中断しました。
さて夜になって、再びソフト【申請人情報・証明書管理ツール】を立ち上げて、電子現金納付者と電子現金パスワードの設定をしたらすんなりできました。
商標出願1件分の支払いを電子現金で選択するとペイジー(Pay-easy)で支払うことになり、自分の銀行口座を選択してログインし、ネットバンキングで支払いを済ませて、納付番号を取得しました。
ようやく本日のメインイベント、商標登録の出願です。
ソフト【インターネット出願】を立ち上げて、出願→文書入力の項目から、HTMLファイルを読み込んで、いざ出願!
またもやエラーです。
電子現金納付の場合、どうやら【手数料の表示】の項目には【納付金額】を記載してはならず、ペイジーで取得した【納付番号】を記載すれば良いようです。
修正後、改めて申請チェックを行うと、エラーもなく申請可能になりました。
送信ボタンを押して申請!
しばらくして、ソフト【インターネット出願】の受領書に受領完了のメールが届いて、無事申請完了しました。
一度体験しておけば次からは簡単に申請ができるのですが、最初の設定が煩雑で、分からない言葉をいちいちネットで調べて、と一日がかりでした。
知り合いに特許の得意な士業がいればもっと楽だったのかもしれません。
まあ、自分で分からないことを解決した経験によって、次からは人に教えられるとも言えますので、良い経験をしたと思っています。
商標登録はブランディング!
そしてマーケティングの武器となります。
マーケティング活動の一環として、各会社でも経験するのも良いとおもいます。
マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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