私は前職でマーケティング担当者になってから初めてマーケティングの勉強を始めました。
これまで在籍していたIT業界でのWeb知識、発送代行業でのDMの知識と営業の経験は、マーケティングに即戦力となりうるものでした。
しかし仕組み化していくために、マーケティング理論を勉強していきました。
そのうちに感じたのは、マーケティングといいながら何故自分(マーケティング担当者)はカスタマー(顧客)との接点を持たないのだろうか、と。
マーケティングの基本となるものは、”顧客が・顧客の・顧客に”である。
ところがマーケティング担当者は内勤色が強いものでした。
クリエイター、といえば格好いい響きですが、どうしても営業の下請けになりがちでした。
営業の下請けであっても、営業の要求を十分に満たせれば仕事としては良いのですが、そのための情報が全く足りませんでした。
あまりコミュニケーションの取れていない営業社員のもたらす情報では足りません。
自分で情報収集したいと感じました。
私は元・営業マンです。
顧客と接触して自分で情報を聞き出し、顧客のニーズを満たすために自分で提案し試作し販売してきました。
そこで、内勤であるマーケティング担当者が顧客との接点を如何にして持つか?
そして顧客の持っている情報を如何にして収集するか?を自分の課題として考え行動してきました。
・お客様の声を取材に行く
・営業の飛び込みに同行する
・クレーム発生時に担当に同行する
・現場作業に同行する
・開発の要件定義の打ち合わせ時に同行する
・カタログを届けに行く・・・
営業みたいなですが、直接顧客に接触することで、生の情報、営業が無視した実は有益な情報、キーワードに使える情報、提案書作成に使える活用ヒントなど、その後のマーケティング活動に活かせる情報を収集することができました。
マーケティング担当者を内勤の作業員を思われがちですが、顧客と接することで、営業の下請けではなく、自主的な活動が出来るようになります。
実はこれは、プログラマーにも言えることです。
顧客の生の声は、営業というフィルターを通した要件定義よりも顧客ニーズに近いものです。
マーケティング担当者も外へ出てみましょう!
マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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