マーケティング担当者のネタ探し、東京マラソン編

東京マラソン_地盤改良機1

東京マラソンが無事終わりました。
今年も自宅待機でした。
私、公式クラブに入っているのですが、もう5回連続ハズレです。
毎年会費だけ取られてる!
まだ3回しか参加してないのに!

さて、5年前に東京マラソンに参加した時の事です。
当時は建設業でマーケティング担当者をしておりました。
日本橋あたりのコースを走っている最中、工事現場がありました。
そこで目に付いた、まだ見たことがない地盤改良機(地中に杭を打ち込む建設重機です)がチラッと見え、大興奮!
折角、銀座の真ん中を走っているのに頭の中は地盤改良機でいっぱいでした。

後日、再び日本橋を訪れて、思う存分写真撮影してきました。
これが後々イラストの素になってカタログやWebサイト・提案書等の活用事例として活躍することとなりました。

日頃からネタ探しに心がけていると目に付くものが出てきます。
今使わなくてもストックしておくと便利です。
後々、制作物が捗ります。

東京マラソン_地盤改良機2

 

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事例紹介のリスクその2、リスク回避

架空の場面を描く

事例紹介で顧客の購買意欲をつかみたい。
マーケティングに携わるものなら誰しも思います。

「この事例、挙げちゃっていいのだろうか?社長は公開しろ!って言うし」

その結果、事例の顧客から怒られるのはWeb担当です。
営業も社長も庇ってくれません。
「担当が勝手にやった」と身代わり山羊さんにされてしまいます。

そうならないために、私のやっていたリスク回避する方法のひとつをご紹介します。

実績のある事例を、出来るだけ実名が分からないように工夫します。
実績紹介というよりも、活用事例紹介とします。
会社名・ロケーション名・商品名等すべて架空の名前を付け、相談内容・依頼内容も原形が分からないようにアレンジします。

それと、掲載する写真は似ているフリーライセンスの画像を使う、またはイラスト化して色を変えたり数を増やしたりして原形をなくします。
イラスト化する場合、Google画像検索などで似ている画像を参考にするのもいいでしょう。
その場合、まねた画像のライセンスに気を付けなければなりません。
ディズニーなんかパクったら後で訴訟問題になりますので。

一番良いのは、実例の顧客から実名を出しても良いという了承を得ることです。
それも顧客の上層部から。
担当レベルで了解をもらっていても、後から顧客の社長に見つかって取り消し、ということもあります。

また、実例顧客のクライアントからクレームを付けられることもあります。
エンドユーザーが役所であったため、後日削除させられた経験があります。
根回しは重要です。

事例紹介には細心の注意を払って、上手にマーケティングの活用に役立ててみてください。

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事例紹介のリスク

事例紹介のリスク

事例を挙げて顧客ニーズとのマッチングを伝える。
お客様の声を挙げて購買の安心感を促す。
”売れるための仕組み”マーケティングの代表的な手法です。

しかしこの事例紹介・実績紹介にはリスクが含まれていることを認識していただかなくてはなりません。
「ライバル社に真似される」というのは言わずもがな、挙げた事例紹介でその顧客に迷惑が掛からないか、ということです。

事例紹介・お客様の声として取り上げることに、当該顧客からの了承を得ているのか?
秘密厳守の技術情報を口外していないか?
お悩み相談の内容をバラしていないか?
場面の写真の無断使用をしていないか?

当然クレームになりますし、最悪は訴訟問題にもなります。

士業先生はブログやメルマガで、よくこの手の手法をやります。
ある士業の方、ずっと相談事例をブログで紹介していたのですが、ある日を境に事例紹介を停止してしまいました。
顧客からクレームを付けられたのか、それとも自ら秘守義務に気付いたのか。
士業先生には秘守義務に疎い人が多く感じます。
私も過去に被害に遭いましたので、2回も。

顧客クレームはビジネス上の信用問題。
リスクとなることは出来るだけ回避したいものです。
クレームにならない事例紹介の仕方については、次回述べたいと思います。

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サイト構築、まずはブログ・コラムから

ブログタイトル一覧表

私もそうなのですが、最初からすばらしいホームページを作ろうとして様々なテクニックを仕入れても、肝心のコンテンツ(内容)が決まらずに中々進まない、ということがあります。

自分(自社)の商品サービスは分かっている、カタログもある、頭の中には全体像っぽいものもある、でも理論整然と並ぶ構造、見せられるストーリーといったものがまとめられない。
誰しも最初から完璧なものは作れません。
それが出来たら本を出版出来ます。士業先生業なら人気のビジネス本になってます。

完璧なものを構築しようとする前に、小ネタにしてテキスト化または図解化(イラスト化)してみると良いです。
アウトプットしたものを自分で見ることで、改めて自分の構想を確認することができます。

小ネタを小出しにするには、ブログ・コラムが適しています。
ブログ・コラムである程度ネタがまとまったら、全体をつなぐストーリを考えればよいのです。

実はブログ・コラムを書いていると、そのサイトは自然にSEO効果が効いてきます。
HPが未完成でも、HPと同じドメインの中にブログ・コラムを持つことで、Googleさんとの良いお付き合いが始まってくるのです。

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小規模展示会での工夫

小規模展示会での工夫

地域の商工会や銀行、市区町村の産業振興課が主催する小規模の展示会があります。
出展料は比較的安価です。
大きな展示会で大金を投じるよりも小規模展示会に複数回出展する方が効果がある場合があります。

来場者は「どの商品を求めている」のではなく、ビジネスパートナーを探している経営者が多いので、大手展示会にはない意外なビジネスマッチングがあったりします。

展示スペースが小さく、みんな同じフォーマットのブース作りです。
そんな中でも、ちょっとした工夫で自社を目立たせることが出来ます。

名入れしたコーポレートカラーのテーブルクロスをひとつ持っていくだけです。
テーブルや壁などブース環境はみんな同じなので、自社の色を持っていくだけで目立ちます。

私も以前展示会でこれをやった翌日、周辺ブースも真似して自社色の生地を持ってきていました。

テーブルクロスを作る際には防炎処理を行ってください。
テーブルクロス屋さんに頼めばやってくれます。
展示会によっては消防署の審査で使えない場合がありますので。

テーブルクロスは小規模展示会だけでなく、協賛出展やセミナー・勉強会など、集客イベントでも使えます。

さて、私の事務所周辺の板橋区・足立区・荒川区・川口市なども小規模な産業展をやっていて、見学に行ったりします。
何故か私のいる北区はやってないのです・・・
北区には産業がない?

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