事例を挙げて顧客ニーズとのマッチングを伝える。
お客様の声を挙げて購買の安心感を促す。
”売れるための仕組み”マーケティングの代表的な手法です。
しかしこの事例紹介・実績紹介にはリスクが含まれていることを認識していただかなくてはなりません。
「ライバル社に真似される」というのは言わずもがな、挙げた事例紹介でその顧客に迷惑が掛からないか、ということです。
事例紹介・お客様の声として取り上げることに、当該顧客からの了承を得ているのか?
秘密厳守の技術情報を口外していないか?
お悩み相談の内容をバラしていないか?
場面の写真の無断使用をしていないか?
当然クレームになりますし、最悪は訴訟問題にもなります。
士業先生はブログやメルマガで、よくこの手の手法をやります。
ある士業の方、ずっと相談事例をブログで紹介していたのですが、ある日を境に事例紹介を停止してしまいました。
顧客からクレームを付けられたのか、それとも自ら秘守義務に気付いたのか。
士業先生には秘守義務に疎い人が多く感じます。
私も過去に被害に遭いましたので、2回も。
顧客クレームはビジネス上の信用問題。
リスクとなることは出来るだけ回避したいものです。
クレームにならない事例紹介の仕方については、次回述べたいと思います。
マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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