企業によってマーケティングの仕事内容が異なります。
それに、営業力の強い・弱いによって、BtoC・BtoBによって、取り扱う商材によって、マーケティング担当者の役割と立ち位置が異なります。
例えば・・・
大手企業では、マーケティング部門は営業とは独立した組織が多く、商品企画する部門であったり、経営戦略・経営企画の部門であったりします。
求めている人材としては、アナリスト・常にアンテナ張ってる人・アイデアマン・クリエイター(独創的)等のスペシャリストを欲しています。
中小企業では営業が主体であるため、その営業の支援・販売促進として営業の下請け的部門になります。
営業に口出しして欲しくない、営業に言われた事をやってくれればいい、そんな立場です。
欲しい人材は、ホームページ屋さん・クリエイター(作業員)等、言われたものを作ってくれる便利な人です。
ITベンチャー企業では根本的な営業力が弱いので、Webマーケティングでなんとかしようとする傾向があります。
そのため、最新のWebマーケティングやSNSが得意な人を必要としています。
マーケティング担当者が営業の下請け的立場である会社では、マーケティング担当者の活躍の場があまりありませんが、営業力が弱い会社では、マーケティング担当者が自主的に動かなければならなりません。
つまりマーケティング担当者が主導権を握れるチャンスでもあります。
マーケティング担当者が売り上げにどうやって貢献するかが腕の見せ所、営業が弱体化しているうちにマーケティング主体の戦略を起こすことが出来ます。
本来、マーケティングとは売り上げ向上の考え方・手法であり、営業部門と協力してやっていくべきなのですが。
マーケティング担当者を外注より便利なクリエイターとみるか、営業アシスタントとみるか、または営業に代わって売り上げを生み出す人材と考えるか。
経営者がどう考えるかによって、その会社のマーケティングの意味が異なり、マーケティング担当者の役割も違ってきます。
マーケティング担当者を活かすも飼い殺すも、経営者次第です。
マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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