がんばらないマラソン大会

板橋Cityマラソン2018_1

昨日は地元の荒川河川敷を走る板橋CITYマラソンに参加してきました。
1次目標タイムでゴールできたので満足です。

フルマラソンの翌日はリフレッシュ休暇にしています。
というのも、初めてのマラソン大会で、体がボロボロで仕事にならなかったので、いつも余らせている有給の消化の日に定めています。
会社員を辞めて独立した現在でも、よほどのことがない限り、お休みです。
そんな訳で、今日は自宅で心地よい筋肉痛を楽しんでいます。

さて、私はマラソンにおいては、がんばらない事をモットーにしています。
無理するとやばいのを身をもって体験したからです。

10年位前の話。
ゴールデンウィークに開催のあるマラソン大会に出場し、その帰りの電車の中。
車内でぶっ倒れてしまいました。
倒れる直前、嫌なあぶら汗が吹き出し、そのうちに目の中にキラキラする症状が現れました。
ヤバいな、と思ったら、電車の中で仰向けになっていて、心配そうにのぞき込む人たちが見えました。
電車を降りてベンチで休んでいると、見えるものが256色モードになっていました。
まるで8ビットパソコン全盛期の解像度のようです。
自分は実はアンドロイドだったのでは?と本気で思ってしまいました。

以来、体調には気を付けて、無理をしないマラソンを心がけています。
心肺停止で救急車のお世話になるのも嫌ですので。

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営業は顧客に情報提供したい

営業は四面楚歌

顧客から頼られる営業マンは、頻繁に顧客への情報を提供しています。
結果、売り上げにつながってきています。
情報の引き出しを多く持っている営業が成績の良い営業とも言えます。

多くの営業には、社内の味方が少ないです。
同僚営業とはライバル視され、工場とは仲たがいし、日頃からいいように使われている技術スタッフからはいい顔されず、社長や営業部長からは成績如何によってはミソクソに言われます。
そんな四面楚歌の中でも、顧客へ提供するための情報収集をしています。
営業は情報を欲しています。

マーケティング担当者の仕事のひとつは、営業が顧客へ提供するための情報を提供してあげることです。
マーケティング担当者の情報発信の手段は、なにも広告やSNSだけではありません。
営業という顧客に接している媒体も情報発信手段として使えるのです。
営業とタッグを組んで情報収集→制作・まとめ→情報発信の流れを作ることで、売り上げにつながる活動になります。

そして逆に、営業は個々に情報を持っています。
個々の営業からの情報を集めることで、別の営業への提供材料が作れます。
社内の情報収集・情報発信の流れを作る、これもマーケティング担当者の仕事です。

顧客に情報提供したい営業を上手く操って、顧客への情報発信をしてみましょう。

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マーケティング担当者による営業の動かし方

営業の中のヒエラルキー

マーケティングは、営業なくしては成り立ちません。
顧客と接触するのは営業であり、マーケティングだけでは売り上げにならないからです。
営業の存在は無視できません。
そのため営業との付き合い方は大事です。

マーケティング担当者が営業に動いてもらうように仕向けるには、営業マンを理解する必要があります。
彼らが何を考え、何を原動力にしているのか?
その点を理解できれば、営業を扇動じゃなくて営業に行動してもらえる方法が分かってきます。

営業にとっては、誰が一番大事なのか?
ちょっと営業の頭の中を覗いて、ターゲットを順位付けをしてみましょう。
こんな感じではないでしょうか?

自分の担当顧客 > 社長 > 営業部長 >>>> 他の営業の顧客=同僚営業=下請け=自社工場=間接部門・・・

営業は自分の売り上げ・自分の業績が一番大事です。
それは、自分の賞与に直結するからであり、仕事へのやりがい感があるからであり、人によっては上長への恐怖心からでもあります。
営業の売り上げに関わる人(担当顧客>社長>営業部長)が営業マン個人のターゲット。
彼らの興味は何か?
業績?情報?ノウハウ?技術理論?好奇心?ゴルフ?美味しいお店?
営業は彼らの関心を買うことに注力を注ぎます。
この理屈に沿って営業を支援してあげることで、営業は自ら進んで動きます。

営業を理解するには営業を経験するのが一番良いです。
営業に同行して顧客回りしてみるのも良い経験になります。
私が元・営業マンのマーケティング担当者にクラスチェンジを推薦するのも、営業の心情を理解しているからでもあります。
(どう売るかを考える営業脳を持っていることが一番の理由です。)

「せっかく資料を作ったのに営業は活用してくれない」
と嘆くのではなく、営業が注力する事は何か?に焦点を当てて資料を作ってあげれば、営業は喜んで動いてくれることでしょう。

もし「うちは使えない営業ばかりで・・・」と自社の現状にお悩みであるならば、上に挙げたことをやってみてはどうでしょうか?
営業をコントロールできるかもしれません。

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顧客の顧客を見据えたマーケティング

顧客の顧客を見据えたマーケティング1

BtoBビジネスの場合、特に部品製造業などの場合は、顧客の顧客(ユーザー)を見据えたマーケティング活動が必要です。
ユーザーが顧客から商品サービスを購入すれば、自動的に当社の商材も売れるからです。
当社の商材をもっと買ってもらうには、顧客を動かしてユーザーに買ってもらうように仕向ける施策を、マーケティング部門としては考えなければなりません。

顧客の顧客(ユーザー)にとって価値・メリットがあれば、顧客は自社の売り上げのためにユーザーにPRしてくれます。
ユーザーにとっての価値とは何か?
それを考えるのが、マーケティング担当者の仕事です。

この顧客の顧客を見据えたマーケティング、Aの商材を使ってBがCを説得する(A→B→C)の構図になります。
例を挙げると、

土木(公共工事)入札案件の場合:
建材メーカー→ゼネコン→役所
「この新技術を使った施工で、安全に・正確に・強固に・工期短縮を・・・」

IoT技術の場合:
センサーメーカー→システム開発→企業
「このセンサーを使ったシステムの導入で企業の業務が、正確に・高精度に・リアルタイムに・・・」

BtoBではなくBtoCですが、自動車販売や住宅販売の場合:
販売店→お父さん→奥さん
「子供が安全に・家族みんなで・将来的に・・・」

この場合、顧客(B)がユーザー(C)へ価値・メリットを伝えるためのツールを作ってあげると良いです。
顧客の営業は自分ところの商品サービスを売りたいが、当社の商材を売りたいわけではないのです。
顧客の営業の手間をかけさせないためのツールを用意してあげると、顧客の営業は勝手に営業活動をしてくれます。
当社商材を組み合わせた時の価値・メリットを押すことで、顧客の商品サービスが売れる事に気付かせる、そんなツールや謳い文句を開発してあげると良いでしょう。

理想としては、顧客の営業が勝手に見積書に組み込んでくれること、勝手に受注してきてくれることです。
当社営業の代わりに営業してくれる、そんなマーケティング施策が理想です。

顧客の顧客を見据えたマーケティング2

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企業が求めるマーケティング担当者像

企業の求めるマーケティング担当者像

企業によってマーケティングの仕事内容が異なります。
それに、営業力の強い・弱いによって、BtoC・BtoBによって、取り扱う商材によって、マーケティング担当者の役割と立ち位置が異なります。

例えば・・・
大手企業では、マーケティング部門は営業とは独立した組織が多く、商品企画する部門であったり、経営戦略・経営企画の部門であったりします。
求めている人材としては、アナリスト・常にアンテナ張ってる人・アイデアマン・クリエイター(独創的)等のスペシャリストを欲しています。

中小企業では営業が主体であるため、その営業の支援・販売促進として営業の下請け的部門になります。
営業に口出しして欲しくない、営業に言われた事をやってくれればいい、そんな立場です。
欲しい人材は、ホームページ屋さん・クリエイター(作業員)等、言われたものを作ってくれる便利な人です。

ITベンチャー企業では根本的な営業力が弱いので、Webマーケティングでなんとかしようとする傾向があります。
そのため、最新のWebマーケティングやSNSが得意な人を必要としています。

マーケティング担当者が営業の下請け的立場である会社では、マーケティング担当者の活躍の場があまりありませんが、営業力が弱い会社では、マーケティング担当者が自主的に動かなければならなりません。
つまりマーケティング担当者が主導権を握れるチャンスでもあります。
マーケティング担当者が売り上げにどうやって貢献するかが腕の見せ所、営業が弱体化しているうちにマーケティング主体の戦略を起こすことが出来ます。

本来、マーケティングとは売り上げ向上の考え方・手法であり、営業部門と協力してやっていくべきなのですが。
マーケティング担当者を外注より便利なクリエイターとみるか、営業アシスタントとみるか、または営業に代わって売り上げを生み出す人材と考えるか。
経営者がどう考えるかによって、その会社のマーケティングの意味が異なり、マーケティング担当者の役割も違ってきます。
マーケティング担当者を活かすも飼い殺すも、経営者次第です。

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