もう使えない営業はいらない

使えない営業の人事異動

『元使えない営業だったけどITが得意なのでシステム管理部に異動になってもやっぱり使えない社員だった』

私はいくつもの会社で営業をしてきましたが、どこの会社でも使えない営業が存在しました。

営業部長の旧知にしてお気に入りで入社した営業マンがいました。
私を含めた他の営業マンはすべて新規開拓でしたが、営業部長の判断で既存の上得意先のほとんどをまかされました。
ところがこの営業マン、既存の顧客との関係が上手くいかず売り上げは減りクレームも多発。
商品説明が下手で、どうやら顧客から”使えない営業”と認定されて担当変更を訴えられました。
急遽クレームになった客先へは私が担当になって関係改善しましたが、上客のほとんどを握っていた営業マンだったため、社全体の売り上げは激減してしまいました。
半年後、会社はなくなってしまいました。

このような使えない営業マン、結構見てきました。
世の中いるものです。

仕入れ先にも存在しました。
発注したのに納期になっても納品されない。
しかも仕入れ先営業担当には連絡が取れない。
そんなことが何度もあり、私の顧客にも何度も迷惑をかけました。
会社同士の問題としてクレームをつけたのですが、先方の対処がどうにもはっきりせず、とりあえず先方の担当が変わることで解決しました。
御曹司か何かの問題児だったのでしょうか?不明です。

別の例で、使えない営業マンだったのですがITが得意なのでシステム管理部に回された営業マンもいました。
適材適所という会社の判断は間違っていない。
しかしながらシステム管理部でもやっぱり使えない社員でした。

使えない営業マンに振り回されて、会社に悪い影響のあるのは、経営者も社員も困ってしまいます。

実は、営業支援部隊がしっかりしていると、なんとかなったりします。
顧客はしっかりしている人とやり取りします。
しっかりしている営業アシスタントとか、きちんと仕上げてくれるデザイナーとか、要望を実現してくれるSEとか、営業に先行してプレゼンしてくれるマーケティング担当者とか。
社内外から「営業いらないじゃん」と言われる会社は、優秀な営業支援部隊のおかげで顧客の信頼を得ている会社です。

もし自社の営業不振でお悩みでしたら、マーケティング部門の強化をお勧めします。
豊田マーケティング事務所ではマーケティングの内製化でお手伝いさせていただきます。

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豊田栄康(トヨダヨシヤス)
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