営業が辞めたらノウハウが残らない

営業が辞めたらノウハウが残らない

営業マンは自分の担当顧客第一主義です。(そうでない人もいます。)
営業が会社と仲たがいして辞めた場合、自分の担当顧客を持って独立されたらたまらない。場合によっては同僚・部下も道連れに。
そんな危機感を抱く経営者は少なくないことでしょう。
顧客情報の流出防止に、会社として名刺の管理・顧客の管理をしっかりしておくべきです。
何故なら名刺は営業の所有物ではなく会社の財産だからです。
名刺管理を営業任せ(放置)では後のまつりです。

営業個人の活動のノウハウを会社で共有させたいと思う経営者も多くいます。
個人スキルのデータ化・文書化はなかなか難しいもので、共有化の成功事例はあまり多くありません。

そこでお勧めは『事例づくり』。
各自の実績案件・失注案件の顧客ニーズや提案内容を1枚にまとめてもらうのです。
これを事例カルテと呼びます。
事例カルテが集まれば、そこから見えてくるものがあります。
顧客の性質、商品サービスの課題、環境・タイミング・・・
収集した事例カルテを汎用化(どこにでも見せられる形)にすれば、営業の勉強になり、顧客への提案の基にもなります。
これが会社に蓄積される営業のノウハウです。
そして事例カルテを集めて汎用化して顧客へ発信する仕組みができれば、これはマーケティングのノウハウです。

営業が辞めたらノウハウが残らない会社ではなく、営業が辞めてもノウハウが残る仕組みを作り上げることが会社の成長へと導くことになるでしょう。

事例カルテ

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ヘイトを稼ぐネット広告

ヘイトを稼ぐネット広告

いつも使ってるアプリに、最近ずっとパラスポーツの広告がずっと表示されています。
広告削除の[×]押しても再び表示、もういいかげんにしてほしい!
パラスポーツを非難しているわけではないのですが、加減が過ぎると嫌悪が芽生えてきます。
広告が表示されればされるほどヘイトが貯まる、ネット広告にはそんなリスクがあります。

広告出稿を自動化していると、もしくは広告代理店に丸投げのままだと、顧客の心情に関係なくどんどん広告表示を行います。
彼らの目的は、如何に表示回数を多くすることだからです。
結果、広告主は知らないうちに嫌悪の対象になってしまうのです。
ネット広告やSNSは非常に早く・広く告知できるのに便利ですが、ヘイトも稼いでしまう、というリスクも考慮しておくべきでしょう。

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マーケティングとWebマーケティング

大阪と東京

マーケティングとgoogleで検索するとWebマーケティングがたくさん出てきます。
マーケティング=Webマーケティング、みたいな扱いです。

申請した商標について先日、拒絶通知(不採用)が届きました。
特許庁の審査内容を読んでいると、『マーケティング』という言葉について『Webマーケティング』がインターネットから引用されていました。
『マーケティング』と『Webマーケティング』、意味が違うのですが、世間には一緒とみられている、ということです。
声が大きい方が”勝ち”みたいです。
私の事業もWeb/SNSのコンサルタントだと思われてしまっています。
HP作ってくれとか、FBページ管理してくれとか。
まるで、大阪に観光に来た外国人が大阪名物を楽しんで「これこそJAPAN!」とYouTubeで言ってる、そんな感じです。

マーケティングに関わる人たちも色々です。
Webアクセス数を追いかける人、Webサイトやパンフレットを作る人、市場調査統計を追いかける人、経営学的な仕組みを追いかける人、新たな商品を生み出そうとする人、営業を支援する立場の人・・・
『マーケティング』とは『Webマーケティング』だけではない、ということを言っておきたいです。

大阪万博開催決定に引き続き、ネット上では大阪マラソンに出場したタレントの話題でにぎわっていますが、当日はつくばマラソンもやっていたんですよ。話題になっていませんが。
さらに私も完走してきたんですよ。誰も話題にしませんが。

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業者選び、下請け選び

業者選び、下請け選び

マーケティング担当者ひとりで社内のマーケティング業務すべてを完遂出来ません。
何かしら外部の業者に頼るものがあります。
それは印刷の部分であったり、広告掲載への中継ぎであったり、サーバーレンタルであったり。
その際の業者選定はどうしていますか?

社長の知り合いとか昔からの会社の付き合いとか。
これが厄介です。
特に仕事の質が良くない業者の場合は。
それに「お前のところの社長を良く知ってる!」って輩が多いのです。
「昔はお宅の社長とよく飲みに行った」とか。
どちらが下請けかわかりません。

マーケティング担当者が窓口となって業務を委託するのであれば、マーケティング担当者にとって便利な、仕事の質の高い業者に切り替えたほうが良いです。
質の悪い業者のせいで自分の仕事の質も下がってしまうことになるので。
自分の不得意分野できちんと手助けしてくれる業者を選びましょう。
その仕事の内訳をきちんと説明してくれる業者とか。
それこそ業者から知識・ノウハウを盗むくらいの思惑があった方がいいです。
社長の知り合いのブローカー任せであったりすると、(ブローカーは専門業者に丸投げなので)いつまで経っても自分の仕事の質は改善しません。

士業先生にも切り替えたい業者がいます。
クライアントの社員へろくに挨拶もしない”せんせー”が多いですね。
電話でも名乗らないで「社長いる?」という人。
さも、自分の客は社長であって従業員は客ではないって態度です。
社長に苦情を言っておくべきでしょう。
”せんせー”に対する態度が変わるかもしれません。

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ゴミを如何に多くの人に見せるかマーケティング

ゴミを如何に多くの人に見せるか

今日、メールをチェックしていたら「なんだこりゃ?」とつぶやいてしまいました。
HTMLで作られたタイトルだけのメルマガです。
今月の最新情報のお知らせなのですが、メールには何の情報もありません。
ただ分類項目の画像が貼ってあるだけ。
ゴミ?お知らせが更新されたよ!って通知。
要は見たけりゃクリックしてね!ってことです。
この企業からは欲しい情報も来るのでメルマガを解約せずにいるのですが、今回はあまりにも残念過ぎで速攻で削除しました。

Webマーケティングの業界では如何にクリックさせるか、如何にアクセス数を増やすかに技術を費やして、本来のマーケティングから遠く離れてしまっています。
内容なんて関係なく、例えゴミであっても如何に多くの人に見せるか、がマーケティングの目的になってしまっています。

騙し合いばかりしていると、いつか顧客にそっぽ向かれてしまいます。
真に顧客に望まれるマーケティングを。

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