顧客の求めるもの、実はもっと安直

顧客の求めるもの

営業ならびにマーケティング担当者は、宣伝文句を考えるのも仕事のうちです。
あれこれ考えた結果、あれも出来ます、これも出来ます、とメリットを並べ立ててできるだけ多く見せようとします。
その結果、焦点がぼやけてしまい、顧客側も何が言いたいのか混乱してしまうのです。

顧客が求めているものは、実はもっと安直でシンプルだったりします。
あれも・これも、はオマケであったらラッキー程度なのかもしれません。

顧客がその商品を選ぶ理由は、実は顧客と話していると聞こえてくることがあります。
営業も耳にしているのですが、宣伝文句に使えるとは気付かないのです。
マーケティング担当者は中の人かもしれませんが、偶には外へ出て、顧客の話に耳を傾ける必要があるようです。

以前にシステム会社で働いていた時の話です。
イベントの受付管理をシステム化したいという依頼がありました。
バーコード付き会員証を複数の受付で読み取り登録者リストとの照合することを目的としています。
現地のネットワークをどう構築するか?DBサーバーを用意は?PGをアサインしなければ・・・
そんな考えをまとめながらEXCELで作った説明用マクロをお客様に見せていたら、それでいいとのことでした。
バーコードデータを氏名に変換できるだけで良かったのです。
しかも結果のデータがEXCELであればスタッフがデータ処理できるので、逆にシステムで表示画面を作らない方が良かったようです。
顧客の要望を応えるには、シンプルなのが一番近道なのかもしれません。

EXCELで受付管理

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マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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