無料ビジネスについて書かれた本に『FREEフリー』(クリス・アンダーソン著)があります。
無料もしくは低価格で提供することで別の価値を売るビジネスモデルが書かれていて、営業時代に読んで参考にしました。
無料で提供する行為をお客様に還元・ご奉仕と考えている企業もあるかもしれませんが、多くの場合は集客(広告会社のビジネスモデル)もしくは自社の広告宣伝活動が目的です。
広告であると同時にお客様との相性を図るマッチングを目的としている場合もあります。
健康食品や化粧品のお試しサンプルは、ユーザーのアレルギー等相性を購入前に判断させています。
パソコン周辺機器のデモ機貸出は、ユーザーのパソコンとの相性や使用環境を購入前に判断させています。
無料提供には購入されてからのクレームを最小限に抑える機能があります。
クレーム処理による損害は馬鹿になりませんので。
もし営業による販売でクレームが多いのであれば、お客様と商品とのミスマッチが生じているかもしれません。
”無料お試し”のようなサービスを導入してみるのもひとつの手です。
無料お試しは集客にもつながります。
では無料お試しサービスを誰が担当するのか?
マーケティング担当者?カスタマーサービス?営業事務?
企業によっては名称が異なりますが、内勤営業です。
私がマーケティング担当者をデスクトップセールスマンと名付けたのも、マーケティング担当者も営業だからなのです。
さて、私がマーケティングセミナーを無料で開催しているのも、広告宣伝活動であると同時にお客様との相性を図る目的でもあります。
営業のやり方・マーケティングの考え方は企業によってまちまちです。
私の考え方が合わない企業も当然あります。
私のマーケティングセミナーは私の考えを世に問うという私の挑戦であります。
マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
https://www.toyoda.marketing
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