システム開発を含む請負サービス業。
その会社のこれまでの事例をHPや小冊子に挙げてPRしたいけれど、顧客の了解なしには商品サービスの内容を挙げられないし、そもそも顧客に了解してもらる訳がありません。
下請けという弱い立場なので。
請負サービス業は実績事例を挙げづらいものです。
実例のイメージを見せるための写真にしても、ほぼ公開許可は得られない。
自社の商品サービスを紹介するには、実績・事例を挙げて現物を見せるのが効果的なのですが、請負という立場の場合はクライアントさんからの許可は難しいのが現状です。
私もやってきた対策としては、顧客が使っていない言葉・キーワードで表現するのもひとつです。
お客さんは社内で使っている言葉以外はピンと来ないのです。
また、写真をイラスト化するのも手です。
イラストにすることで加工が簡単になります。
形状をちょっといじり、何かを追加・削除し、色を変え、元の写真からほど遠いものにすることで、クライアントさんからのクレームはなくなります。
もっとも、その商品が特許で固められているものや唯一の商品サービスである場合は別ですが。
私もサービス業の営業時代、苦労しました。
銀行とか消費者金融とか宗教法人とか、社名も商品名も表に出せない、ものによってはヤバい実績を、どう表現するのか悩みました。
対面面談時に口頭でなら、ちょろっと説明することもあるのですが、パンフレットや提案書など記録に残るものには記載できなかったのです。
表現が難しい商材・実績であっても、工夫をすれば意外と表現できるものです。
マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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