マーケティング業務は部品化すると作業が早い

部品化すると作業が早い

仕事を細かく部品化してルーチン化すると、作業が早くなります。
マーケティング業務においては、商品ごと・分野ごとにテキスト・図説イラスト・写真を予め用意しておくと便利です。
Webにしてもパンフレットにしても展示会にしても、基本はテキスト・図説イラスト・写真の使いまわしとアレンジです。

テキストにおいては、行政向けに硬い解説文、SNSやLP用に煽り文句、チラシやディスプレイ広告用にキャッチコピーなど複数用意しておくことです。

また図説イラストでは、見せる環境・背景や小道具も用意しておくとよりリアル感があります。
例えば喫茶店向け商材をイメージさせたいのであれば、スタバ風やルノアール風・移動販売車といった背景、丸椅子や革張りのソファー・スタンドといった家具、ペーパーナプキンやスティックシュガー・醤油さしなどの備品など、用意しておけば組み合わせで様々な見せ方ができます。
色を変えるだけで全くの別物にすることが可能です。
顧客別に提案書を作るのに便利です。

緊急に制作して情報発信しなければならくなった時、いざ始めようと一から文章や画像イメージを考えているのでは時間がかかります。
マーケティング担当者は日ごろからテキスト・図説イラスト・写真のネタのストックを作り置きしておきましょう。
さすれば自分の仕事も早く終わり、残業から解放されます。

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目的が変われば手段も変わる

目的が変われば手段も変わる

毎日コーヒーを飲みます。
朝に事務所に出社してT-falでお湯を沸かしてドリップして。
若いころは全く飲まなかったのですが、現在はほぼ毎日、ブラック党です。

スタバでスイーツ、手軽にセブンカフェ、目覚めの缶コーヒー・モーニングショット、ルノアールでゆったりと。
コーヒーを入手する手段はたくさんあります。

実はコーヒーはあまり好きではありません。
苦いし、不味いし。

では何のために飲んでいるかというと、カフェインを摂取したいからです。
ぼーっとする頭を働かせるためにカフェインを取っています。

さて、コーヒーではなくカフェインを手に入れると考えると、上に挙げたのとは別の手段が存在します。

比較的カフェイン量が高い緑茶・玉露。
気合い入れたい時にはエナジードリンク。
更にイキたい時にはカフェイン錠剤。

目的が変われば手段が変わります。

つまりアプローチの仕方によっては参入できるターゲット層が増えるということです。
顧客ニーズの真のニーズを嗅ぎ分けられれば、新たなビジネスへと発展することが可能になります。
顧客が本当に必要だったものは何か、です。

営業だけではリサーチしきれない部分は、マーケティング担当者側でやってみましょう。
Web、展示会、方法はいろいろあります。
何が掛かるか楽しみです。

では質問。
ビールを飲みたい人の目的は?
お酒大好きがターゲット層だけではノンアルコール・フリーはここまで売れませんよね。

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自分で自分がどうしたいのかが分からない系

とよだ式営業塾

相談の中には、自分で自分がどうしたいのか分からない、というのがあります。
コンサルティング業に限らず、製造業でもシステム開発業でも、です。
こういった場合は、どんなゴールがいいのかも分かっていません。

そんな場合は、いくつか提案したり事例を挙げて選択させる方法が、ゴールへと導きやすいです。
いくつもの提案や事例は、相手に思考をまとめるためのたたき台になります。
その結果、次のステップへ進むことができます。

次のステップでも、その状況に合わせたいくつかの提案や事例を提示してあげます。
いくつもの提案や事例で相手に選択させるということは、相手に納得尽くで決断してもらうためです。

やるかやらないかの二択しかないようなアドバイスは、納得して決断したのではなく、提案者に強制されて仕方なく決断したことになり、後々トラブルになります。

いくつも提案したり事例を挙げるようになるには、それ相当の経験と知識と応用力が必要になります。
ケーススタディは、営業のスキルアップにもってこいの学習方法です。

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社長にしか提案出来ないのは営業の経験不足

経験の伝授

「なぜ営業は提案できないのか?」

営業に対してそう感じる経営者も多いかと思います。
創業社長はゼロから事業を作ってきた方なので、自社の商品サービスの強み、ターゲットとする顧客像が頭の中に入っております。
それまでの経験から応用を導き出せるので、顧客に良い提案が出来ます。

しかし、途中参加の営業スタッフ達には経験がありません。
そのため、”何をしてほしいのか”分からない顧客に対して、どう提案してよいのか分からないのです。
応用力を身に付けるには経験を積ませるのが近道なのですが、失敗してもOKと言えるほど未熟者に案件振るほど余裕が中小企業にはあリません。
時間がかかりますが、先輩と同行営業して先輩の経験を体験する手があります。
丁度よい機会に案件が発生すればよいのですが。

手っ取り早くケーススタディで追体験させるのは如何でしょうか?
社長のこれまでの経験・実績を洗い出し、案件ごとに図説入りのレポート(事例カルテ)にまとめることでです。
レポートが集まれば、事例集(事例アーカイブ)です。
大変な手間ですが、営業マン研修にはもってこいの教材になります。
もちろん、マーケティングにも使える立派なコンテンツにもなります。

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フル要件定義よりも事例提案の方がゴールが早い

フル要件定義よりも事例提案の方がゴールが早い

顧客の要望を最初からヒアリングして要件定義を行う”フルカスタマイズ”は、顧客の要望とこちらの提供可能なこととのすり合わせに大変時間がかかります。
場合によっては、どこかで的外れな解釈されて納品物がおかしなものになったりもします。
フルで要件定義を進めるよりも、過去の事例や”こんなものできます”の例を紹介しながら説明した方がゴールに早く到達できます。

”なんでもできます!おまかせください!”

企画力・提案力を謳う企業があります。
恐らくなんでも出来るのでしょう。
しかし、顧客側からすれば、何ができるかわからないので戸惑ってしまう謳い文句です。
また、顧客側も何を頼んで良いのかわからないケースもあります。
だから相談に来ている訳です。

事例による提案は、顧客側に要望のイメージを固めさせ、商談を進めやすくします。

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