使えないmarketingドメイン

事業を始める以前、まだ会社員だった頃に、自分の名前のドメインを取得しました。

toyoda.marketing

ドットcomでも、co.jpでもなく、ドットmarketing。
ちょっと変わった、これからの自分のビジネスにあったドメインだと思い、思いついた時にすぐ取得しました。
しかし、実際に事業をスタートして使い始めてみると、思わぬ障害が発生しました。

インターネットから申し込み登録する際に、時々メールアドレスが登録できずにエラーになるWebサイトがあるのです。
メルマガやセミナー、展示会の申し込み登録で弾かれてしまい、難儀しました。
全体の2割くらいあります。
古いシステムで構築されたままのサイトみたいです。

一番困ったのは、Webマーケティングの展示会の申し込み。
Webマーケティングがテーマなのに、ドットmarketingドメインが使えないなんて、なにかのジョーク?
主催者は安価なシステム屋を使ったに違いありません。

さて現在、こんな時のために予備としてドメインを取得しました。

toyodamarketing.com

おなじみのドットcomです。
メール/サイトともに普段は使わずに転送状態にしてあります。

新しいドメイン、新しい仕組みが次々登場していますが、新しい技術を導入しなければ技術は進んでいきません。
Webサイトを作る側も、新しい技術に目を向けなければ、顧客に迷惑をかけてしまいます。

ちなみに当サイトのお問い合わせフォーム、ならびにセミナー申し込みフォームは、ドットmarketingドメインにも対応しております。

ドットmarketing

マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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銀河鉄道の夜と印刷の歴史

アニメ「銀河鉄道の夜」を見ました。
青いネコと赤いネコが出てくるやつです。

銀河鉄道の夜

劇中に、主人公の少年が活版印刷所の活字拾いのアルバイトをしているのを見ていて、ふと印刷の歴史に思いを寄せました。

私の両親は昔、活版印刷の仕事をしていたと聞いています。
私自身は活版印刷を見たことがありませんが、若い頃に営業で印刷所周りをしていて、使われなくなった活字のハンコみたいなやつが隅っこに置かれていたのを覚えています。

高校生の時、父が東芝RUPOというワープロを持っていて、私も時々使っていました。
その慣れのおかげで、社会人になってすぐ会社のプリンターにも慣れました。
計算表で作成したリストをプリントアウトして、業務の効率化をはかりました。

私の社会人スタート、1992年はPC9801の全盛期、一太郎とロータス123の時代です。
会社の印刷機は、
・リボン式連続帳票用プリンター
・トナー式コピー機
・サーマル/インクリボン兼用FAX
が三種の神器でした。
印刷物はほとんどがビジネスフォーム(連続帳票)でした。
納品伝票も出荷指示書も請求書も、在庫一覧表も、給与明細書も。

それがWindows時代に入ってインクジェット式プリンターの登場で、提案書や見積書を普通紙に印刷して客先へ持っていくのが普通になりました。
それまでは見積書は手書きカーボン複写式が一般でしたので、ワード(Microsoft)で作成した見積書は、簡単で見栄えがよく、客先に自信をもって提出できたものです。
この頃から、納品伝票も給与明細書も普通紙になりました。

印刷関係の展示会場でオンデマンド・デジタル印刷機を見たのもこの頃でした。
製版のいらない、即納印刷機、なんと魅力的に思ったことか。
製版だけで一週間かかっていましたので。
今では多くのネット印刷会社がこの印刷機を採用し、パンフレットの即日納品が可能になりました。

若い頃、営業で都内の印刷屋へローラー作戦をかけていて、様々な印刷機に出会いました。
オフセット印刷・シルク印刷・ラベル印刷(輪転・凸版)・ホットスタンプ・昇華型(生地用)・・・
都内のいたるところに印刷所と製版屋、抜型金型屋がありました。
町のあちらこちらでUVやシンナー系のニオイがしました。

今ではニオイを思い出せない程、工場の数が減ってしまいました。
印刷物は最寄りの印刷屋ではなく、安価なネット印刷屋に頼むようになりました。
FAXは私も使っていますが、ファクシミリ機を置かずにインターネット
FAXとスキャナーで代用しています。

時代とともに変わってしまった印刷事情。
紙媒体の広告が減り、メルマガやFacebook広告のような非印刷媒体が伸びています。
しかし、紙媒体の広告が効果がなくなった訳ではありません。
FAX-DMやチラシのポスティング、専門誌の広告でしか届かないお客さんもあります。
マーケティングも時代に合わせつつも、客層にも合わせて最適な手法を選ぶことが大事です。

マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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CEATECに行ってきました

幕張メッセで開催中のCEATEC JAPAN 2016に行ってきました。
最新のAI・IOT・ロボット技術の総合展示会です。

私が社会人になったころ、先輩社員に連れられて行った展示会が、CEATECの前身・エレクトロニクスショー。
当時の私は秋葉原で半導体のお仕事をしておりました。
パソコンのCPUでいうと、Z-80Aブームが過ぎて、MC68000とかi386の時代です。
CEATECとは社会人歴と同じくらい長いお付き合いです。

ドローン・VR・ロボットと、ここはおもちゃショーかと思う出展物が目立ちました。
今は玩具かもしれませんが、将来、ビジネスの主流になっているかもしれません。
まじめな企業で、開発者が”おもちゃ”なんか作っていたら社長にどやされます。
しかし、この遊び心が大事。
もしかしたら玩具メーカーから引き合いが来るかもしれません。
何がヒットするか分からない今の世の中。
常にアンテナを張ってビジネスのネタ探し。
そしてネタ発信!

以前のお客さんが自社技術を更に磨き上げたシステムを紹介していたり、趣味のランニングに使えそうなセンサー技術が興味深かったりと、私的には、良い情報収集になりました。

CEATEC2016卓球マシン

タチコマみたいな筐体のロボットは、なんと”卓球マシン”

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勘違いさせるキャッチコピー

勘違いさせる悪質なキャッチコピーを見かけます。

この連休の出来事。
作業服ヘルメット姿の”ご迷惑をおかけします”のイラストとともに、

”設備に関するお知らせ”
”設備のご案内を受けていない入居者様へ”

というチラシが郵便ポストに入っていました。
住んでいる建物の工事か何かの回覧板で、
”案内をされていないといけないこと(必須)”
と勘違いをしてしまう文言です。
内容は、通信会社のインターネットサービスの売り込みチラシでした。
情報弱者のお年寄りなんかは引っかかってしまいそうです。

さらに別の出来事。
私が契約している通信会社から電話がありました。

「ご契約から○○月が経ちましたので、特典が付きました」

との事です。

「機器は無償でご提供」
「視聴料も初年度はお客様に負担のかからないように無料でご提供」

どうやらネット型動画サービスの視聴を”無料”で提供してくれるらしいのです。
ふむふむ、と聞いていると、最後にこんなことを言い出しました。

「途中解約しますと、機器の返却料金がかかってしまいます、同時に解約金が○○円かかってしまいます」

解約?

「後ほど、契約担当の者からお電話差し上げます」

契約?

その後、契約担当とやらと話をすると、有料視聴サービスであること、そして月々の契約料がかかることが分かりました。
自分でスカパー!を契約しているので、ダブルで有料視聴サービスはいりません。
当然お断りしました。

つい最近も有名パソコン販売店の高額な高齢者向けサポート契約で問題がニュースで取り上げられたばかりです。
ちょっと油断すると、何を契約させられるか分からない、個人向けサービスが多いです。
最近では、参加するセミナーの文言をよく吟味して、まず疑ってかかっています。
売り文句と内容が違うケースが多いからです。
勘違いさせる、悪質なキャッチコピー、気を付けなければなりません。

勘違いさせるキャッチコピー

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精神攻撃魔法のようなマーケティング

NHKの夕方のニュース首都圏ネットワーク(東京圏)で紹介されている「私はだまされない、〇〇は詐欺」シリーズが面白くてよく見ています。
高齢者を騙す手口は年々巧みになってきています。
「今こうしないと××になってしまうので」
と脅迫し、理解できないお年寄りやITに弱い主婦など情報弱者からお金を巻き上げる手口。
これらマーケティング3.0的な、感情心理戦的な手法は、ある意味マーケティングの研究資料になります。

マズローの欲求5段階説

コトラーのマーケティング4.0、自己実現・理想実現的な手法も最近良く目にします。

「家族と旅行に行けるようになった」
「彼氏ができた」
「仕事も生活も上手くいくようになった」

独立起業する人をターゲットとしたビジネス、
女性向け身体的理想追求型ビジネス、
スピリチュアル系?ビジネス、
がビジネスとして成功してる例なのでしょうか。
マズローの欲求5段階説の最上階、自己実現欲求(自分の可能性を発揮したい)を上手く利用したマーケティング手法がそれです。

これらの成功例、先の詐欺手口に似てると感じるのは私だけでしょうか?

そして、これらはほとんどが個人向けビジネスです。
法人向けビジネスではありません。
負い目(悩み)があって判断力が弱くなっている人・検討決断するのは自分1人・小金を持っている人、がターゲットという共通点があります。

ビジネスとして成功していますが、果たして顧客側の満足度はどうなのか、疑問です。
実際の体験談として。

理想を叶えます

マーケティング内製化プロデューサー
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