WordPress始めました

WordPressがこんなに盛り上がっているとは知りませんでした。

WordPress関連の”初めて”セミナーに参加してみたいのですが、どれも即満席の大盛況ですし。
私はWeb制作には秀丸エディタがメインで、最近はDreamweaverを使っていますが、WordPressはコードが分からなくても手軽にホームページやブログが作れるというので大人気のようです。

私自身、WordPressは5年くらい前に仕事用ブログを構築するのに使ったきりです。
WordPress=ブログツールだと思っていたのですが、ホームページ(固定ページ)も作れると知って、再勉強中です。
まずは、8年前からやってるレンタルブログ(個人日記ブログ)を自前のサーバー+WordPressに移行すべく、TRYしています。

私がホームページ制作を始めたのは1999年。
パソコン通信からインターネットに移行して、自分で情報を発信できるようになった時代です。
それから日々進化しているIT、常に勉強していないと置いてけぼりにされそうです。

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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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ワンストップってコンビニみたい

先日のNHKのTwitter連動型ニュースを見ていて、Twitterに
「ワンストップってコンビニみたい」
という書き込みがありました。
私も普段に使っている”ワンストップ”という言葉、一般常識ではなかったんですね。
それとも、投稿者がビジネスマンではなく学生や主婦だったとか。

ワンストップを例に挙げますと、
・ワンストップ行政サービス:いくつもの申請手続きを各課を回らなくても一つの窓口で手続きできる役所のサービス
・ワンストップ・ソリューション:通信インフラからサーバー・端末・システム開発まで1社で手配提供できる業態
・私の仕事の場合:マーケティングのコンサルティングからAdobe制作ツールやWeb制作のレクチャー、展示会の運営方法まで、マーケティングに関わることをサービスとしています。

私は”啓蒙活動”という言葉をよく使います。
新分野開拓の際、当方の商品サービスの利点を広く知らしめ、”お客さんを教育する”、という意味で使っています。
「わからない」と人に言われてショックでした。

”コール””キャラバン”という営業手法があります。
中途採用の営業マンがその言葉を使っていたら、既存の社員たちは馬鹿にしていました。
営業手法の意味を知らないので、言葉そのままに受け取ってしまった訳です。

仕事をしてきた環境の言葉がそのまま一般社会に通じる訳ではないということを、NHKニュースで思い知らされました。

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熊本地震被害調査速報会を聴講して

昨日行われた土木学会の熊本地震被害調査速報会に出席してきました。
大地震の翌日から土木学会調査団が現地に赴き、計測・調査を行ってきた第1次報告会でした。

東北の震災でも国や彼ら研究者によって現地調査が行われ、調査結果は公表されて津波・液状化現象・建造物崩壊の原因解明に役立てられてきました。
その結果、様々な国土と市民を守る技術が開発されることとなりました。
壊れにくい堤防・停電でも開閉できる水門・早期修復工事技術・異常を探知する様々なセンサー類・物資の輸送手段・ボランティアの運営・・・

数年後、再び同規模の地震が発生しても被害を小さくする技術が開発されていることでしょう。

私も土木にかかわった端くれとして、再びこの様な惨事が起こらないことを願っております。

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顧客が本当に必要だったもの

システム開発の業界では有名な風刺画があります。
・顧客が説明した要件
・プロジェクトリーダーの理解
・アナリストのデザイン
・プログラマのコード
・営業の表現、約束
・プロジェクトの書類
・実装された運用
・顧客への請求金額
・得られたサポート
・顧客が本当に必要だったもの

営業・プログラマー・納入品・費用、そして顧客ニーズを表しています。
ITの業界ではよくある話で、大手銀行(顧客)と大手SIer(システム開発)との裁判沙汰のニュースも何度が耳にするくらいです。
そして、使えない営業が担当であるほど、クレームの発生率が高くなります。

お客さん自身、”どうしたいのか”をきちんと整理できているのか?
顧客ニーズを読み取れているか?
社内の技術サイドでは”言われたまま”作っていないか?
おかしな解釈、思い込み、勘違いはしていないか?
マネージャーは全体像を把握しているか?

この問題はIT業界に限らず製造業でもサービス業でも発生する現象です。
そして社内でも。
経営者の方針・営業の行動・製造サービス部門の気構え、そしてマーケティング部門は・・・

顧客に限らず、相手が本当に必要だったものを理解できれば、仕事は回ります。
私は教訓として、この画像をパソコンの壁紙にしていつも目にしています。

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私のマーケティングの基礎となったもの、その2

私が営業マン時代、周囲の同僚営業とはちょっと異なる活動をしていたと思います。

私は口下手なものですから、お客さん相手に上手な説明が出来ませんでした。
口車に乗せる営業ではなく、どうすればお客さんが私の説明(営業)を聞いてくれるのか、どうすれば受注につながるのか、ということをさんざん考えた末、ツールを使ってお客さんに説明することをするようになりました。

ツールで見せるのは、これまでの実績をわかりやすく説明したもの、実績がなければ想定した事例を挙げて説明しました。
文章・写真・イラストなど自分で制作して見やすくして、出来るだけ多様な事例を挙げました。
そして経験を積んでくると、ソリューション(課題解決)が上手に出来るようになりました。
お客さんの話から自然と課題が見えてきて、自然と解決案が浮かんでくるのです。
案が浮かんでくれば、イメージを描いてみます。削って加工してみます。簡易的にプログラムを組んで動かしてみせます。
お客さんは、見れば自分が”どうしたいのか”が分かってきますので、見せたものをたたき台にして修正を言ってきます。

お客さんが”どうしたい”というのを聞き出すのではなく、このようにお客さんを自分の思惑へ誘導することで、製造業でもサービス業でもシステム開発でも、ソリューション営業としてうまくいっていたと思います。

お客さんの”どうしたい”が出てくるまで、何日までも受注に至らず、無理強いして挙句にはクレームになるような”できない営業マン”をさんざん見てきました。
営業マン時代の私のような動きは、会社によっては技術部や製造部・デザイン部が行っていると思います。
かれらの知識は自社製品には強いがお客さんや市場に関しては無知であることが往々にしてあります。
かれらをマーケティング担当者に格上げして、直接お客さんや市場に関わらせることで、ビジネス全体が把握でき、より的確な営業推進活動ができるのではないでしょうか?

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