『足で稼ぐのはもう古い?』というタイトルのニュースを見ました。
マーケティング・オートメーション(MA)ツールの紹介でした。
IPアドレスを特定して自社サイトにアクセスのあった企業を把握し、有望そうな企業にだけ営業がアプローチをかける、という内容です。
だから闇雲に歩いて足で稼ぐ営業スタイルは古い、ということなのでしょうが。
こういったニュースが流れると、なんでもかんでもWebマーケティング信仰が横行し、ホームページ作れば注文が取れると勘違いする社長さんも出てきてしまう。
一方向の立場からしか伝えない最近のメディアにも困ったものです。
マーケティング・オートメーション(MA)に近い考え方は、アクセス解析をやってるマーケティング担当者諸君にはそれほど新しい技術ではありませんが、現実に使える企業・全く使えない企業があり、それぞれの立場があるのです。
ネット上にいない人を顧客とする業種であれば、MAは役に立ちません。
ターゲットがお年寄りとか、ITが苦手な経営者とか。
そんなターゲットには、従来からの足で稼ぐ営業スタイルになるのです。
相手が必ずネット上にいるのであれば、山さんも長さんもジーパンもテキサスも、靴底を減らす必要ないですね。
私の飛び込み営業時代は、半年で革靴のかかとがなくなりました。
靴底張り替えキットが重宝したものです。
マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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