私(コンサルタント)の仕事は自転車の補助輪

私(コンサルタント)の仕事は自転車の補助輪

交流会などで名刺交換すると「マーケティングってなんですか?」と聞かれます。
私の名刺に『マーケティング事務所』と書いてあるので。

よく耳にするWebマーケティングという言葉から、ホームページを作ってくれる人と思われてしまうようです。
ですが、作ってあげません。
知り合いから販促・DMから連想してポスティングを手伝ってくれる人と思われてしまう。
チラシ配りを依頼して人もいましたが、もちろん断りました。
所属しているグループのFacebookページの管理を任せたいという人も。
知り合いだからと無償でね、と。
当然お断りしました。
『マーケティングは無料』みたいな感覚でいる人が多すぎです。

私の仕事はコンサルティングであって、作業請負ではないのです。
コンサルティングのついでに作業することはあるにしても、作業だけの受託業務はやりません。
私のコンサルティングという仕事は、企業のマーケティングそのもの支援(代行業務)ではなく、企業が社内でマーケティングを行う人への支援(相談・指導・検討)です。

初めて自転車の乗る人の代わりに乗ってあげるのではなく、乗る努力をする人を補助輪として或いは後から支えてあげる、そんな役割を担っています。
自分でやらずに他人に任せてしまっては、いつまで経っても自分でできないからで、自社でマーケティングを運営できる社会が私の目標とすることろであります。

営業に人件費・旅費交通費・接待等諸経費かかるのであれば、マーケティングにも人件費・設備費・広告宣伝費・情報入手の費用等がかかるはずです。
SNSで代表される『マーケティングは無料』という変な風潮が流行っていますが、マーケティングにも人権があるのが当たり前の世の中になってほしいものです。

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広告は信用しないが記事広告は信用してしまう

砂糖は健康によくない?

営業スタッフは自社の商品サービスを宣伝する手段です。
広告も自社の商品サービスを宣伝する手段です。
営業という人海戦術では賄いきれない範囲に、未知の顧客へ知ってもらう機会のために活用する手段です。

人はみな営業に遭うと警戒します。
強引に売りつけられないか、と。
広告も、売り込むための上手い言葉で購入意欲を煽ります。
広告イコール売り込みであり、人はそれを認識しているため、広告を見ると不快感を抱きます。

ところが、しっかりした文章・記事の形態になっていると、人は途端に信用してしまいます。
特に専門誌や業界新聞、専門のブログの記事は、その筋の専門家が書いているので、信用性が高くなります。
実はこの記事の中には、非営利のため書かれているものばかりではありません。
営利目的で自社の商品サービスを宣伝するために書かれているものが多い、と認識した方が良いのです。
逆に考えれば、専門のメディアに記事を投稿できれば信用される宣伝ができるという訳です。
記事を読んでいる読者は、記事を読みたいから専門誌を、業界新聞を手に取っているので、記事を信用して読んでくれます。

ただしこの場合、宣伝や購入意欲を煽る内容は敬遠されます。
技術的な、証明可能な、公平な立場での内容が求められています。

専門メディアへ広告を検討しているのであれば、是非記事の投稿を版元に相談してみてください。
記事と広告の相乗効果が期待できます。

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ネット広告の不正と対策と不信感

まとめサイト_マちゃんねる

『Googleユーザーのあなた、おめでとうございます!』
インターネットを見ていると突然こんなメッセージがでてくることがあります。
最近出てきたフィッシングサイトです。
それも怪しいサイトではなく、大手の、普通のサイト閲覧中に飛ばされます。
その仕組みは、恐らくネット広告。
広告収入で運営しているサイトでは、広告が自動で配信される仕組みを採用していることが多いです。
その配信された広告の中に、フィッシングサイトへ誘導するプログラムが仕組まれているようです。

誰が悪いのかと言えばもちろん悪意を持った広告主(犯罪者)ですが、チェックできずに配信してしまった広告自動配信会社も同罪で、チェックできずに広告を掲載してしまったサイト運営会社も同罪と言えます。
特にサイト運営会社には悪評が立ちかねません。
もし、「クックパッド見てたらフィッシングサイトに飛ばされた!」(実話)とか、「goo見てたらフィッシングサイトに飛ばされた!」(実話)なんてSNSでつぶやかれたらどうなるか。
運営側はたまったものではありません。
AIによる自動化を武器にしたIT企業が増えていますが、”悪意”を防止するチェック体制が必要です。

昨日のYahoo!プロモーション広告の契約者に向けたヤフー株式会社からの発表をみると、今日から広告成果の不正水増し(アドフラウド:見えない広告・ボットによるクリック操作など)への対策を開始したように見て取れました。
私がYahoo!に出稿した広告の成果で度々、明らかに不審なクリックがあったので、ここ数か月は広告配信を停止していました。
対策を始めたのであれば、またYahoo!広告を再開してもいいかな?と検討しています。

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事例紹介のリスク

事例紹介のリスク

事例を挙げて顧客ニーズとのマッチングを伝える。
お客様の声を挙げて購買の安心感を促す。
”売れるための仕組み”マーケティングの代表的な手法です。

しかしこの事例紹介・実績紹介にはリスクが含まれていることを認識していただかなくてはなりません。
「ライバル社に真似される」というのは言わずもがな、挙げた事例紹介でその顧客に迷惑が掛からないか、ということです。

事例紹介・お客様の声として取り上げることに、当該顧客からの了承を得ているのか?
秘密厳守の技術情報を口外していないか?
お悩み相談の内容をバラしていないか?
場面の写真の無断使用をしていないか?

当然クレームになりますし、最悪は訴訟問題にもなります。

士業先生はブログやメルマガで、よくこの手の手法をやります。
ある士業の方、ずっと相談事例をブログで紹介していたのですが、ある日を境に事例紹介を停止してしまいました。
顧客からクレームを付けられたのか、それとも自ら秘守義務に気付いたのか。
士業先生には秘守義務に疎い人が多く感じます。
私も過去に被害に遭いましたので、2回も。

顧客クレームはビジネス上の信用問題。
リスクとなることは出来るだけ回避したいものです。
クレームにならない事例紹介の仕方については、次回述べたいと思います。

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Yahoo広告掲載基準改定

怪しいサイトの広告掲載

普段あまりちゃんと確認していなかったYahoo!プロモーション広告からのメール。
偶々ちゃんと見ていたら、気になる事が書いてありました。
広告を掲載するサイト側(アフィルエイトサイト等)の掲載基準が改定された旨でした。

改定の目的としては、意図しないサイトへの誘引や、公式サイトと誤認を与えるもの等怪しいサイトでの広告掲載が出来なくなります。
また、情報が恣意的なランキングサイトや信ぴょう性がない個人の体験談ブログ、広告だらけのサイトも対象となるようです。

先日の新聞にも記事になっていましたが、web広告業界のモラル低下は問題になっています。
web広告を収入源としている大手のいくつかでも火の手が上がっています。
そんな状況なので、怪しいサイトの広告掲載を排除しないと自分のところのweb広告ビジネスが炎上しかねない、とばかりにヤフーも重い腰を上げた、と見えます。

私も広告主としてweb広告を出しているのですが、たまに不自然なアクセスがあったりするのでチェックしているのです。
クリック職人(バイト)か?と思うようなアクセスです。

アクセス数保証します!とか、集客数保証します!のような営業電話が時々あります。
クリック職人のバイトがやってるのかな?とか、ロボット(自動化)がやってるのかな?とか思ってしまいます。
単純にデータの水増しかもしれません。
所詮は数字データなので、いくらでもやりようがあるのです。

今この業界はルールのない混沌時代。
業界大手が率先してモラル改善に努めてくれれば、怪しい事業者は減ってくると思います。

さて、ヤフージャパンは日本の企業なのでこうした対応が出来た訳ですが、グーグルの方は何時モラル改善に動くことになるのか心配です。
ルールが甘いので、怪しい事業者はグーグルの方に集中するような気がしてなりません。

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