声が大きい方が勝ちな世の中

局地的クローズアップ

一部の突飛な意見・声の大きな人の意見がクローズアップされ、”何故か”世の中の標準であるかのようにされてしまう今の世の中。
その裏にはマスコミの仕掛け、広告収入事業者の、バズったもの勝ち的な思考で情報が拡散して利益をえようとするものが見え隠れしています。

最近の話としては、「若者はワクチン接種に否定的である」という意見を真に受けて小規模しか準備していなかった東京都の若者向けワクチン接種予約騒動がありました。
「若者はワクチン接種に否定的である」という意見はどんな統計を取ったのでしょうか?
極一部の意見を抽出して、「○○が多い傾向だ」とは広告宣伝に携わるものならよくやる手法です。
アンケートの、自分たちの都合の良い部分だけクローズアップして、さも良い評価ばかりを見せる訳です。
健康関連商品・美容関連商品・携帯キャリア・Amazonレビュー・グルメ評価サイト・Web制作や集客を謳う業者等。
あまりにも過剰すぎるため、次第にこの手の手法が通じなくなってきているのも、今の世の中。
怪しいマーケティング手法ではなく、誠実なマーケティング手法で、堂々と商売してほしいものです。

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見せる化営業・見せる化マーケティング、その2

テキストとイラストの役割

前回は、私の営業マン時代は営業トークが上手くないので現物を見せて説明するスタイルの営業をしていた、という話でした。
トークではなく『見せる』化営業です。

口頭による説明や文章テキストの説明文は、脳が理解するまでに時間かかります。
その点、イラスト(図説・ビジュアル)は、瞬時に伝えることができます。
口頭説明よりもビジュアルで解説した方が相手の理解が早いのです。

これこれこういうものが出来ますよ!って口で言うよりも現物のサンプルを見せた方が早いのです。
これこれこういう場面で活用してもらってますよ!って説明するよりも場面環境を写真やイラストで紹介した方が早いのです。

営業でこの手が通用したので、マーケティング担当者になった時も解説のビジュアル化で攻めてみました。
ビジュアル化はお客様から「参考になる」と好評で、営業マンにもビジュアル化した資料を持っていってもらいました。

ビジュアル化したモノは、ホームページでもパンフレットでも使えますし広告やプレゼンテーションのパワポ資料にも使えます。
様々な転用・展開が可能なので、解説資料のビジュアル化は一度作っておくと便利です。

商品説明や解説をビジュアル化する『見せる』化マーケティングをお勧めいたします。

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個人努力型営業の会社はパンフの中身が薄い

パンフレットの中身が薄い

先日ある会社に訪問した時、パンフレットを見せてもらいました。
会社案内っぽいパンフレットで商品の仕様は載せておらず、商品のイメージを膨らませる背景とコピーだけのスタイリッシュな作りでした。
私が取り引き先であったなら捨てちゃいそうです。
仕様や効果の表記がないので購入判断に役立たないので。
私が営業の立場だったらこれは使わないで自分で資料を作って客先に持っていきます。
営業マンによる営業活動では顧客に見せて顧客に購入の判断材料になる資料がないと受注につながリません。

私の経験から言うと、パンフレットの中身が薄い会社は営業の個人努力で売り上げを作っている。
営業スタイルは基本的にごり押し・泣き脅し。納期やマッチングよりも契約を取ることに全力をかける。
営業が本気で動けばパンフレットなんかいらない、と思っている経営者の会社は、パンフレットはあればいいという程度です。
同様にホームページやDM・展示会など疎かにしがちで顧客に伝わらない作りが多いのです。
パッと見はカッコイイだけです。

そして営業至上主義の会社によくあるのが、営業部門の停滞です。
こういった悩みを持つ経営者の方は知り合いの経営者やコンサルタントに言われるがままにマーケティングらしき何かを実行してしまい失敗するのを見かけます。
結果、マーケティングなんて口だけだと結論付けてしまうのです。

マーケティング活動も営業活動と同じレベルであると気付いた会社はマーケティングにもそれなりの予算を組んで仕組み化していっています。

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マーケティング三者三様

マーケティング三者三様

先週はマーケティングという言葉について考えさせられることがありました。
その人の立場で全く意味が違うことを言っています。

ある印刷業の方にとっては、お客様のマーケティングをお手伝いする手段が印刷。
自社のマーケティングはやらないけど顧客側のマーケティングが仕事。

あるWebサービスの方にとっては、マーケティング=デジタルマーケティング。
アクセス数等の数字を操作する技術である、と。

ある経営者の方の概念は、経営にはマーケティング理論を役立てているが営業スタッフにはマーケティングに関わらせることがない。
売り上げは営業職個人の力量であり、マーケティングは関係ない、と。

マーケティングは三者三様、業界や立場によって変わってしまいます。
私にとってのマーケティングは、営業職とは別の営業手段ととらえています。
どちらかと言えば内勤に近い形で顧客と向き合う仕事。
だからマーケティング職をデスクトップセールスマンと呼んでいます。

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売り上げが伸びる魔法の言葉なんてない

売り上げが伸びる魔法の言葉はない

マーケティングという言葉の捉え方は企業によって、立場によって様々です。
経営戦略的なものと捉える方もいればWeb系ノウハウととらえる方もいらっしゃる。
共通するのは『マーケティングすると売り上げが伸びる』と思っていることです。
まるで魔法の言葉のように。
そのため経営者はマーケティング(甘美な言葉)をすぐ導入しようとするものの、マーケティング(難しい言葉)がどういうものなのかよく分からないから担当者に丸投げする。
担当者は『マーケティング=Webマーケティング』と思っているのでアクセス数を増やすことだけに専念する。
残念ながら『アクセス数≠引き合い数』であり数字に比例もしないため、「マーケティングは必要ない」と営業部門からは不満の声が。
BtoB事業者におけるマーケティングごっこの実態です。
マーケティングは売り上げが伸びる魔法の言葉ではありません。
マーケティングを考える時点で『経営戦略』と『営業』と『顧客ニーズ』が関わっていないとこうなります。
マーケティングを実施するには経営者・営業・そして実務担当者の話し合いが必要です。

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