社長の思惑と担当者の認識のすれ違い

社長の目線と社員の目線

「社長に言われて来ました」
当事務所へご相談に来られる方やセミナーへ参加される方の何割かにいらっしゃいます。
担当者が自ら進んで、ではなく、社長さんが当事務所の事を知り担当者を寄越すケースです。
そして、つまらなそうにして帰っていく方もいらっしゃいます。
たぶん担当者が思っていたマーケティングのイメージが私のマーケティング論と違っていたのでしょう。
最新のデジタルマーケティングを期待していたら、どちらかというと経営・営業寄りの話だった、という訳です。

ここに社長さんの思惑と担当者の認識のすれ違いがあるのです。
それは、経営という立場からみている社長さんは、担当者にも経営的な・営業寄りの意識を持ってほしい、会社にそんな仕組みを持ち込んでほしい、という期待があったのです。
しかし担当者は自分の仕事の範囲で判断してしまうため、思惑通りにはいかなかった、という訳です。

営業にも似たようなことがあります。
「あの会社へ行ってきてみてくれ」
と社長に言われて訪問してみたけれど、ウチの商品を買ってくれなさそうでした、と報告してしまうケースです。
営業は売れる・売れないで判断してしまいます。
しかし経営者はビジネスの勘で、あの会社とは付き合う価値がある、取り引き出来るのなら設備投資して商品を開発してもいい、と考えているかもしれません。
見ている目線・立場・職務範囲で違ってしまうのです。

社員に指示する際に、どういった考えて行かせるのか、社長の思惑も話しておくと良いでしょう。

役所の職員さんを見てみてください。
例え市民が困っていても、担当職務範囲内で出来なければ「出来ない」と判断してしまうでしょう。

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マーケティングとWebマーケティング

大阪と東京

マーケティングとgoogleで検索するとWebマーケティングがたくさん出てきます。
マーケティング=Webマーケティング、みたいな扱いです。

申請した商標について先日、拒絶通知(不採用)が届きました。
特許庁の審査内容を読んでいると、『マーケティング』という言葉について『Webマーケティング』がインターネットから引用されていました。
『マーケティング』と『Webマーケティング』、意味が違うのですが、世間には一緒とみられている、ということです。
声が大きい方が”勝ち”みたいです。
私の事業もWeb/SNSのコンサルタントだと思われてしまっています。
HP作ってくれとか、FBページ管理してくれとか。
まるで、大阪に観光に来た外国人が大阪名物を楽しんで「これこそJAPAN!」とYouTubeで言ってる、そんな感じです。

マーケティングに関わる人たちも色々です。
Webアクセス数を追いかける人、Webサイトやパンフレットを作る人、市場調査統計を追いかける人、経営学的な仕組みを追いかける人、新たな商品を生み出そうとする人、営業を支援する立場の人・・・
『マーケティング』とは『Webマーケティング』だけではない、ということを言っておきたいです。

大阪万博開催決定に引き続き、ネット上では大阪マラソンに出場したタレントの話題でにぎわっていますが、当日はつくばマラソンもやっていたんですよ。話題になっていませんが。
さらに私も完走してきたんですよ。誰も話題にしませんが。

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ゴミを如何に多くの人に見せるかマーケティング

ゴミを如何に多くの人に見せるか

今日、メールをチェックしていたら「なんだこりゃ?」とつぶやいてしまいました。
HTMLで作られたタイトルだけのメルマガです。
今月の最新情報のお知らせなのですが、メールには何の情報もありません。
ただ分類項目の画像が貼ってあるだけ。
ゴミ?お知らせが更新されたよ!って通知。
要は見たけりゃクリックしてね!ってことです。
この企業からは欲しい情報も来るのでメルマガを解約せずにいるのですが、今回はあまりにも残念過ぎで速攻で削除しました。

Webマーケティングの業界では如何にクリックさせるか、如何にアクセス数を増やすかに技術を費やして、本来のマーケティングから遠く離れてしまっています。
内容なんて関係なく、例えゴミであっても如何に多くの人に見せるか、がマーケティングの目的になってしまっています。

騙し合いばかりしていると、いつか顧客にそっぽ向かれてしまいます。
真に顧客に望まれるマーケティングを。

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巷のマーケティングに違和感が

コレジャナイ

世間にはいろいろなマーケティング手法があふれています。
ところが、「なんか違う」とコレジャナイ感いっぱいです。
それが成されるには何かが前提になっている。
しかしその前提は私の主義や環境、目指すものとは異なるので、受け入れられないのです。
だから私がマネをしても上手くいかないのが事前に分かってしまいます。

事業も同じことです。
某メーカーで上手くいってるマーケティングの方法が、必ずしも自分の会社で通用するとは限りません。
自分のところとは、業界も、ターゲット層も、商材も、生産環境も、価格帯も、チャネルも、みんな異なるのですから。

特に個人向け商材を取り扱うマーケティングの方法と、法人向け商材を取り扱うマーケティングの方法とは全く違います。
違う、といことに気付かなければなりません。

自社にマッチしたマーケティングの方法を追求するのもマーケティング担当者の仕事です。
見つけるのに時間も費用も試行の労力も掛かります。
しかし自社独自のマーケティング手法が構築できれば、そのノウハウは会社にとっての財産になります。
今後も継続できる仕組みとなるのです。
できれば他所に真似されない自社独自のマーケティング手法を編み出したいものです。

私はそんなマーケティングに悩める企業のお手伝いをしております。

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社内でマーケティングをススメるということは

社内でマーケティングをススメるということは

私がおススメしている『マーケティング内製化』。
社内でマーケティング活動を推進するということは、暴論で言うと『業績向上』になる訳ですが、マーケティングをやれば売り上げが増えるよ、という簡単な話ではありません。
マーケティング活動には会社によって異なる様々な過程があって、それぞれが各方面に影響を促して総合的な結果、最終的には『業績向上』につながることになります。

『マーケティング内製化』におけるそれぞれの影響を図にしてみました。

私の勧める『マーケティング内製化』はベースとして、
・マーケティング担当者を設置すること(担当者の存在)
・作業①情報収集(事例づくり)
・作業②わかりやすく伝える(イラスト図説)
・それらを社内で推し進めること(マーケティング内製化)
をマーケティング活動として組み込みます。
事例づくりを組み込んでいるのは、多くの会社で取り組みやすい活動だと考えたからです。
そして営業に実績がある以上は事例が存在し、継続して取り組むことができる活動だからです。

マーケティング活動は営業活動と同様に、会社によってそれぞれ異なります。
残念ながら、どこの会社でも通用する「これだけやってればいい!」という金言はありません。
会社ごとに活動を、試して・検証して、の繰り返しで自社に合うマーケティング活動を作り上げていかなければなりません。
その辺りの詳細は、当事務所開催のマーケティングセミナーあるいは無料相談にて、お話しさせていただいております。

【活用事例づくりから始めるマーケティング内製化】セミナー
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