マーケティング担当者はまとめサイト運営者

マーケティング担当者はまとめサイト運営者

社内におけるマーケティング担当者の存在することで、営業活動が円滑にし、社内の情報共有が活性化することになります。
そのためにマーケティング担当者は様々なスキルを身に着け、様々な役割を担って営業を支援していく訳ですが。
「そんなスーパー人材なんていねぇよ!」という声が聞こえそうです。

私が過去にやってきたことを振り返ってみると、実はマーケティング担当者はまとめサイト運営者みたい、と思いました。

社内の人たちは様々な情報を各々握っています。
営業も自分の売り上げ目標達成のために自分の握っている情報を活用しています。
ところがその情報を内に抱えて公開しないのが現状です。

そこでマーケティング担当者のやることは、各営業、各部門、そして外部メディアから情報を集め、スクラップ記事にして各々にフィードバックしてあげるのです。
まとめサイトを作るような感じです。
スクラップ記事を制作する作業であれば、スーパー人材でなくても出来ます。

スクラップ記事をEXCELやパワポに加工して営業に活用してもらいます。
そして加工された他の営業の情報が自分の仕事に有意義であった時、自分からも情報を提供しようとする心理が生まれます。
ギブアンドテイクの感情です。
こうして社内で情報が回り、情報共有が活性化されれば、売り上げ向上も見込めます。

このようにしてマーケティング担当者は営業支援をしていくと良いのではないでしょうか?
マーケティング担当者がスーパー人材である必要はありません。

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マーケティング・セミナー開催

マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
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マーケティング担当者に必要なセンス

ミシン

ミシンを買いました。
初心者用の安価なやつです。
ミシン操作、40年ぶり?
あの頃は足踏み式の時代でした。
最新のミシンは糸通しが簡単で、取説通りにやったらすぐセッティング出来ました。
新しい事業の商品の試作を作るため、自分でやってみようと縫製技術を勉強中です。

平面の型紙から如何に立体化していくのか、その過程を学んでいると、難しくて頭がショートしそうですが、ワクワク感があります。
モノづくりは私に合っているのでしょう。
よく布地一枚から服が作れるのもだと感心しています。
自分の頭の中にある立体物をどうやって生み出そうか、頭をひねりながらミシンを動かしています。

手に技術を覚えたからといってモノが生み出せるとは限りません。
プログラム技術を学んだからといって新しいゲームが作れる訳ではないですし、イラストレーターが売れるパンフレットをデザインできる訳ではありません。
仕様や設計、コンセプトが無いと技術者は生み出すことが出来ません。

マーケティングも同様で、Webデザイナーがマーケティング担当者に向いているとも限らないのです。
マーケティングには”売るためのセンス”が必要なので、どちらかというと営業や経営者の方が向いています。
デザイナーの方が表現する技術があるので、会社での作業メンバーとしては有利ですが、デザイナーには売るためのセンスが不足しています。
人材不足のため、どうしてもデザイナーをマーケティング担当者に据えたいのであれば、営業部門長もしくは経営者と一緒にマーケティング活動をしていくべきです。
デザイナー1人にマーケティング活動をさせる(丸投げ)のはよくありません。
それは、デザイナーに営業をさせているのと一緒です。

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マーケティング担当者の仕事は二面性

マーケティング担当者の仕事は二面性

マーケティング担当者・マーケッターと言えば、なんとなくクールな・エリートっぽい職種に思えます。
『マーケッター○○の華麗なる○○』みたいな、どこかのトレンディドラマのタイトルになりそうです。

でもそれは、分業化された大手企業ならば、の話。
マーケティングに使える情報・データが潤沢な会社であれば、です。

中小企業では情報集めをゼロからやらなければなりません。
一人で何役もこなさなければなりません。
広報担当、プレゼンテーターとしての派手な面もあれば、下記のような地味な仕事もある、二面性があります。

DMリストのため、一日中ネットで会社名検索して住所調査。
生データの統計、マクロ組んでみて、見込んだ結果が出なければ別のマクロを組んで再TRY。
電話をシャットアウトして別室に籠って静かにDMの封入作業。
年末の納会の様子を眺めながら年賀状印刷。

しかし、1から10まで自分でやるからこそ、仕事を十分に把握できるし、その分やりがいがあるというものです。
マーケティング担当者の仕事は売り上げに(影から)貢献できる仕事です。

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マーケティング担当者はいくつの顔を持つ男?

マーケティング担当者、七つの顔の男

マーケティング担当者はいろいろな仕事をしています。
ひとり何役もこなします。
私の現役時代を専門の職業に分けてみると、

カメラマン・コピーライター・編集者・イラストレーター・グラフィックデザイナー・Webデザイナー・インタビュアー(取材)・プレゼンテーター(発表者)・プランナー(企画)・ディレクター(調整役)・商品開発(R&D)・リサーチャー(市場調査)・セールスマン(営業)・・・

昔、千恵蔵の『多羅尾伴内』シリーズがありました。
「ある時は○○」ってやつです。
結構好きなんです、この手のパターン。
評論的には低評でしたが。
つい、木久蔵のものまね口調が頭に浮かんでしまい、オリジナルを忘れてしまいがちです。

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情報が潤沢でない中小企業のマーケティング

とある新人マ担当の苦悩

WebやDM、展示会等、マーケティングの手法はいろいろありますが、まず必要なものがあります。

それは自社の情報です。

自社の商品サービスを宣伝するにあたり、顧客に提示する情報が必要です。
ホームページやブログであったり、カタログ・パンフレットであったり、広告の原稿であったり。
それらはテキストや写真・イラスト、時には動画で構成されています。
制作するのは外注でも出来るのですが、その元となる情報がちきんと揃っているかが問題なのです。

情報とは、商品サービスの仕様書・顧客の情報・導入実績情報・クレーム報告書・商品サービスや環境の写真・解説図・評価試験結果・過去の広告実績・・・

制作物の元となる情報です。
情報が揃っていないと、顧客に伝える情報が貧弱になってしまいます。

「当社商品は最高の○○」
「必ず○○が出来ます」
「安心・安全」

と、怪しげな広告宣伝になってしまいます。
顧客が納得する根拠、顧客が理解できる表現が必要です。

大手企業が広告代理店に丸投げしても上手くいっているのは、大手企業だからこその潤沢な情報があるから、広告代理店は上手な表現が出来るのです。
中小企業が業者丸投げで失敗するのは、貧弱な情報しか業者に提供できないから、表現も貧弱なのです。

中小企業がマーケティングを本格的に行うのであれば、まず自社の情報収集を徹底することをお勧めします。
マーケティング担当者は制作よりも先に、情報収集作業から始めなければなりません。
マーケティング担当者はやることがたくさんあって大変です。

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