マーケティング担当者の動き方

マーケティング担当者の動き方

マーケティング担当に任命されて、どう動いたらいいのか?とお悩みの新生・マーケティング担当者の方に向けて、図を描いてみました。
当ブログやセミナーでお馴染みの『マーケティング担当者の4つの工程』です。
ここで想定するマーケティング担当者は、営業部門を支援し、社内で制作業務もこなす仕事に従事している方です。
Webのアクセス解析だけやってる方やリサーチだけやってる方は除外します。

マーケティング担当者の4つの工程
①戦略を練る、考える活動 ~thinks~

・アクセス解析から何が見えるか?
・市場調査から何が見えるか?
・営業がどう動くのか?営業にどう動いてもらうか?
・情報発信の企画:HP/広告/展示会等
・販促物の企画:カタログ/小冊子/サンプル等

まず最初に検討・企画計画の工程です。
マーケティング担当者ひとりで考えるのではなく、営業部門長や社長と一緒に企画を練っていきましょう。

②情報収集活動 ~input~

・営業からは:ノウハウ/顧客情報/お客様の声/クレーム/業界動向等
・顧客からは:お客様の声/クレーム/業界動向等
・社内からは:技術情報/クレーム等
・Webや情報誌からは:業界動向/同業他社等

企画を基に情報収集する工程です。
営業と同行してお客様の声を拾うのもひとつの手です。
そして業界イベント・展示会やセミナーに参加して業界動向を探りましょう。

③コンテンツ制作活動 ~create~

・自社メディア:HP/ブログ/SNS等
・配布物:カタログ/パンフレット/小冊子等
・広告:純広告/記事広告等
・配信:DM/メルマガ等

集めた情報を基に、顧客に伝わる形にしていきます。
なるべくビジュアルで訴えた方が効果的です。見せる化しましょう。
制作物の元となるイラスト図説や写真の加工、解説文・キャッチコピーを複数用意しておきましょう。
場面場面で使い分けます。

④提供発信活動 ~output~

・営業へ:情報統計/ツール/提案書/顧客リスト/見込みリスト等
・社内へ:情報統計/お客様の声結果/アンケート結果等
・顧客へ:商品情報/活用事例/お客様の声等
・メディアへ:商品情報/活用事例/お客様の声等

最後に情報を発信する工程です。
相手がいる場所に適切なメディアを通して情報を提供していきます。
自社の営業も、情報発信のメディアと考えましょう。
彼らは顧客にダイレクトに情報を伝えてくれる立派な媒体です。
DM発送で使ったリストは、営業に渡しておけば彼らがテレアポするなり飛び込むなり、見込みリストとして活用してくれるでしょう。

⑤PDCA
そして①へ戻ります。
これまでの活動の反響を顧みて、マーケティング活動をブラッシュアップしていきましょう。

【マーケティング担当者ってナニするの?】セミナー
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事務所案内のパンフレットを刷新しました

会社案内は仕事がない

事務所案内のパンフレットを刷新しました。
事務所概要のページからダウンロードできます。
紙の印刷物は来週納品される予定です。

会社案内、もらっても嬉しくない会社案内。
でも無いとおかしい会社案内。
いつまでも在庫が捌けない会社案内。
私が営業マンだった頃にも、新規開拓の際にしか会社案内を必要としませんでした。
カタログや提案書で商品説明はするものの会社案内は渡すだけの存在。

最近はプリントアウトした提案書に会社概要を載せて会社案内の代用としているところも多く見ます。
それどころか会社案内の存在すらなく、名刺とセミナーパンフだけの人もたくさんいます、私の周りには。
会社案内、不憫ですね。

最近はFAX番号のない事業者も増えてきています。
個人事業主が多いですが、中堅・大手の名刺にもFAX番号がないところも見かけます。
FAX使わなくなりましたからね。
FAX-DMしか来ないし。

そして名刺にLINE IDを入れてる人も。
サラリーマンは個人のIDを仕事に使うのに抵抗があるので、LINE IDを名刺に載せてるのはもっぱらひとり社長の人ばかり。

時代はデジタルデータに変わりましたが、紙の印刷物にも良いところがあります。
手渡しできるところとか。
営業が持って歩くツールとしては紙の印刷物は必須です。
iPadで見せられても、頭にも手元にも残りません。
ですので、顧客がもらって嬉しい会社案内、商談時に話題にできる会社案内を作ってあげてください。
これ、マーケティング担当者の仕事です。

マーケティングコンサルティングのご案内
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事例づくりをするならばまず社長に聞け

事例づくりをするならばまず社長に聞け

会社が事業を営んでいる限り、事例のひとつやふたつ簡単に見つかります。
顧客へ伝わる形にするには、ストーリー仕立てにすると良いでしょう。
最初にどの事例から手掛けるのが良いかというと、社長の経験した案件が良いと思います。
会社設立以来、最大の経験値を持つ社長が一番情報を持っているのです。

営業マンは契約することにしか頭にないので、導入の過程や発生したトラブルなどは現場スタッフや技術スタッフ、サポートスタッフに聞かないと分かりません。
残念なことに彼らの多くは、”案件を処理した”としか感じていないのです。

その点、案件ひとつひとつに対しての思い入れが大きいの社長にヒアリングするのが最適です。
中には過去の大きな案件やすばらしい成功事例も入手できるかもしれません。
事例をストーリー仕立てにするにはちょうど良いサンプルです。

【活用事例づくりから始めるマーケティング内製化】セミナー
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マーケティング担当者による提案書作成を

顧客への提案のためのミーティング

マーケティング担当者による提案書作成をお勧めしています。
営業が顧客ニーズを拾い、場合によっては技術スタッフが技術的アドバイスをしながら、マーケティング担当者が提案書をまとめ上げる流れです。
多くの営業とやり取りをすることで、各営業の案件がマーケティング担当者の下に集まってくる仕組みです。
マーケティン担当者に情報や画像データ・概要文テキストが集まれば、それだけ営業への支援が早くできるようになります。
こうして集まった情報は再び広告宣伝・提案資料へバリエーションを広げながら展開できるのです。

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活用事例づくりから始めるマーケティング内製化

新人マーケティン担当者の独り言

最近のマーケティング関連の記事を見ると、TwitterやInstagramで情報発信している話題ばかりです。
だから、
「マーケティングは情報発信である!」
というイメージがあります。
そこで新たにマーケティング担当者になった方が思い悩むのは、
「何を発信してよいやら・・・」
自社に情報発信できるような内容なんて無いよ!ということなのです。

マーケティング担当者の仕事は、誰かが用意した情報を発信するだけでなく、発信する情報そのものを作るのも任務です。
新聞記者のように社内外で情報を集め、読者(顧客)に伝わるよう編集し、読者(顧客)のいる媒体を使って情報を発信する。
この一連の流れを行うのがマーケティング担当者の仕事です。

発信する情報として最適なのは、事例です。
私は事例づくりをお勧めしています。

という訳で、私のコンサルティングの基幹である【事例づくり】を公開することにしました。
『活用事例づくりから始めるマーケティング内製化』
http://www.toyoda.marketing/susume/jireidukuri.html
セミナーもやっていますので、ご興味ありましたらお申込みください。

【活用事例づくりから始めるマーケティング内製化】セミナー マーケティング・セミナー開催 マーケティング内製化プロデューサー
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