会社で初めてマーケティングの部門を開設、初めてのマーケティング担当者就任となった方々から良く耳にするのは、
「制作ツールは高いので買ってもらえない」
うちの会社ケチだから恐らく買ってもらえない、という憶測から稟議に上げない担当者もいます。
憶測であるならば、一度稟議書を上げてみましょう。
社長の考えは違うかもしれません。
さて、世の中フリーソフト・フリーのサービスがあふれています。
マーケティング担当者の制作ツールのも、「無料版が使えるからそれでいいじゃん」とする経営者が多いです。
確かにフリーで優秀なソフトやサービスがありますが、
「出来上がったモノはどうせ無料ツールなのだから、完成度もこの程度でいいじゃん」
という劣等感情も生まれてきます。
逆に、会社が高額な制作ツールを購入したならば、義務感・使命感と、いいものを使っているという高揚感が担当者のやる気を出してくれます。
私はこれからマラソンに挑戦したい人にこんなことを言っています。
「ウェアとシューズはいいもの・高いものを買いなさい」
高いものを買うと、「せっかく高いお金だしたのだからやらなければいけない」という使命感と、「いいものを身に着けている私ってかっこいい」というナルシス感が湧いてきます。
結果としてジョギングが三日坊主で終わらずにやり続けられる、やる気感を出してくれていると思うのです。
やる気は、自走する、自ら動く、考動する、につながります。
自走する社員の存在は、仕事を現状よりも更に高ようとする優秀な人材です。
そして、社員の仕事がしやすい環境を作るのは経営者の仕事です。
是非、優良な制作ツールを導入してあげて、社員のやる気感をアップさせてください。
マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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