検索する時はどんなキーワード?

橋梁ができるまで

Googleで検索する時はどんなキーワードでしょうか?
設定しているWebサイトのキーワードがマッチしないと顧客とはなかなか出会うことができません。

例えば、私の前職・建設土木の業界を挙げると、『橋梁工事』の事業者をターゲットにした時、顧客はどんな言葉で検索するのでしょう?

橋梁、橋りょう、橋桁、橋上部、橋脚、橋下部、橋架設、上部工、下部工、高架橋、道橋・・・

部位を指す言葉もあれば、工法を表す言葉もあり、全般を指す言葉もあります。
また、検索される方の所属する会社によっても使っている言葉が違うことがあります。

顧客側とWebサイト運営側、お互いの認識がマッチしないと出会うことは難しいのです。
顧客の言葉を見つけることが重要です。

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事例の種類を増やしてお客様の環境を探る

橋梁工事いろいろ

事例を挙げることは、お客様にご自身の環境に近いかどうかを判断させ、その環境でのひとつの提案があることを伝えることができます。
お客様の環境がどのようなものであるのかはヒアリングするまでわかりませんので、できるだけ数多くの事例を挙げてマッチングを図ることをお勧めします。

例えば、お客様の環境が法人向けサービスなのに、ネイルアート教室や美容院の事例を挙げても適合しません。
するのもあるかもしれませんが、業界・ターゲットが全く違うので参考にしにくいのです。
さらに、業界が違うからと参考にしようとは思わない心理が働くため、拒否感も出てしまいます。

私は前職では建設業でマーケティング担当者の仕事をしておりました。
橋梁工事を専門とする建設会社に仕掛けようと企画していたところ、橋梁工事にはいろいろな工法があることに気付きました。
それぞれの工法に協会・団体があり、所属する建設会社の得意な橋梁の種類が異なるのです。
つまり、橋梁の事例をひとつ挙げただけでは建設会社によっては適合しないことになるのです。
そこで土木学会や橋梁建設協会の講演会に聞きに行ったり専門書を読み漁ったりして勉強し、事例に挙げる橋梁の種類を増やすことにしました。
できるだけ多くの橋梁にかかわる建設会社に興味を持ってもらえる事例づくりに努めたのです。

Web展開・広告展開を仕掛けるマーケティング担当者には、目の前にいないお客様の環境はわかりません。ぴったりマッチする事例を挙げられないのです。
ですので、できるだけ多くのお客様とマッチングを図れるよう、事例の種類を増やしてお客様の環境を探っていきましょう。

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事例づくり、実績がない時は

宇宙船があれば1

新商品の販売スタート時、新しい分野の開拓を目指す時、当然ながら実績がありません。
事例を挙げて説明したくても、無いものは無い。

そんな時は空想事例を創造(想像)しましょう。

こんな場面でも『あり』なのでは?
こういった仮説を立て、想定した場面を作り上げるのです。

突拍子もない空想だって良いと思います。
それを見て閃くお客様がいればしめたもの。
そのお客様にくっついていけば実績を作ることができます。
初めての事例であれば、値引きと交換にHP等で事例紹介で挙げたい旨を交渉してみましょう。
より受注確度が上がるはずです。

とにかく事例の種類を数多く挙げることが重要です。
お客様は十人十色、自分にマッチングしないと去ってしまいます。
自分にマッチするものに近ければ、ウチのケースに近いかな?と関心を寄せます。
事例紹介は種類の多さが後で効いてきます。

マーケティング担当者は時間を作って空想を膨らませてみましょう。
これは遊びではありません。お仕事です。

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業者選び、下請け選び

業者選び、下請け選び

マーケティング担当者ひとりで社内のマーケティング業務すべてを完遂出来ません。
何かしら外部の業者に頼るものがあります。
それは印刷の部分であったり、広告掲載への中継ぎであったり、サーバーレンタルであったり。
その際の業者選定はどうしていますか?

社長の知り合いとか昔からの会社の付き合いとか。
これが厄介です。
特に仕事の質が良くない業者の場合は。
それに「お前のところの社長を良く知ってる!」って輩が多いのです。
「昔はお宅の社長とよく飲みに行った」とか。
どちらが下請けかわかりません。

マーケティング担当者が窓口となって業務を委託するのであれば、マーケティング担当者にとって便利な、仕事の質の高い業者に切り替えたほうが良いです。
質の悪い業者のせいで自分の仕事の質も下がってしまうことになるので。
自分の不得意分野できちんと手助けしてくれる業者を選びましょう。
その仕事の内訳をきちんと説明してくれる業者とか。
それこそ業者から知識・ノウハウを盗むくらいの思惑があった方がいいです。
社長の知り合いのブローカー任せであったりすると、(ブローカーは専門業者に丸投げなので)いつまで経っても自分の仕事の質は改善しません。

士業先生にも切り替えたい業者がいます。
クライアントの社員へろくに挨拶もしない”せんせー”が多いですね。
電話でも名乗らないで「社長いる?」という人。
さも、自分の客は社長であって従業員は客ではないって態度です。
社長に苦情を言っておくべきでしょう。
”せんせー”に対する態度が変わるかもしれません。

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情報共有はマーケティング活動の副産物

マーケティング担当者による情報収集

マーケティング活動は、マーケティング担当者ひとりでできるものではなく、営業や間接部門スタッフ、社長も含めて協力していかないとできない活動です。
なぜならマーケティング担当者から発信する情報は、マーケティング担当者ひとりで見つけてきた情報というわけにはいかず、常に顧客に接している営業や商品サービスに最も詳しい技術スタッフ、会社設立以来最大の経験値を持つ社長から得られた情報がベースになっているからです。
そして各位の持つ情報を収集し、顧客向けに編集したものが、コンテンツとなります。

さて、このコンテンツ、マーケティング担当者が社内(あるいは社外)から収集したものですが、編集したものを社内に再発信することで社内の情報共有となりうることにお気づきでしょうか。
何故なら、営業は隣の営業の情報を持っていないからです。
営業は営業同士かつ工場や技術部門・システム開発部門とは情報共有しない生き物だからです。

『顧客への情報発信』という名目で各営業から情報を収集し各営業へも発信してあげることで、各営業は隣の営業の情報を知ることになります。
その情報には、隣の営業のノウハウや顧客分野、あるいは技術スタッフの持つノウハウも含まれます。
マーケティング担当者が社内の情報ハブとなって行動することで『情報共有』が生じるわけです。
情報共有はマーケティング活動の副産物とも言えます。
経営者はこの点に早く気が付いて上手にマーケティング担当者を用いるべきでしょう。

マーケティング担当者による情報発信

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