やばい、間違えてクリックした

今日の日経産業新聞に、こんな見出しがありました。

「間違えて」クリック3割弱

調査会社によるインターネット広告の調査結果、ネット広告を間違えてクリックしてしまった人が25%いる、という話です。
対して意図的にクリックした人が25%だそうです。

クリックした先のページがクローズドページで、どこにもリンク先がない制作スタイルは最近よくあるWebマーケティングの手法です。

ワザと間違えるような広告作り、そしてクリックした先は”戻る”ことも許されない閉じたページ。
最近のマーケティングは品位が欠ける小賢しい手法が多く感じます。
広告への信用性が益々下がっていく気がします。

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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
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ビジネスの体力維持のために

私はマラソンをやります。
昨年はハーフ・フル合わせて16大会に出場しました。
マラソンできちんと完走するためにジョギングやウォーキングをしています。

一昨日、都内最大級のウォーキング大会に出場しました。
都庁を出発して代々木・駒大・代官山・神宮球場を回って都庁に戻ってくる23キロのコースです。

以前に大会本部の仕事に関わったことがあり、その時のデータで参加者の年齢層では40代50代が圧倒的に多かったのです。
マラソンでは40代が中心になります。

40代・50代は働き盛り。
そしてストレスを多大に抱えている世代になります。

ストレスを発散し、体力維持のためにスポーツをしているビジネスマンが如何に多いことか。
みんな体調管理とモチベーション維持のために頑張っています。

あと若い女性参加者も多いですね。
ビジネスマンとは違った維持のために頑張っています。

ニーズは異なりますが、解決手段は同じだったりします。

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結果さえ同じであればOK、という以外のニーズがあります

WordPressを勉強しています。
既存のサイトとWordPressを共存させる方法はないかとgoogleで検索していると、私と同じような悩みを抱えているWeb担当者がいました。

あるQ&Aサイトで同様の質問した方があり複数の回答がありました。
回答者は口をそろえて言いました。
「WordPressで固定サイトを作った方が早いですよ」
質問者は自分でhtml/CSSで構築できるので、ブログ機能だけ欲しい訳です。
実は私も同じで、固定サイトはDreamweaverや秀丸エディタでゴニョゴニョしたいのです。

顧客のニーズには、得られた結果が欲しいのではなく、そのプロセスが必要な場合があります。
例えば建設業においては、工事過程の都度の計測データを役所に提出する義務があります。
工事をやって終わりではなく、プロセスを手順通りに踏んでいるかが重要なのです。

”結果さえ同じであればOK”という以外のニーズがあります。
価格競争では大手企業に敵わない中小企業であれば、そんなマーケットも開拓するのもよいと思います。

ふと、以前流行ったFizzBuzz問題を思い出しました。
print “1,2,Fizz,4,Buzz,Fizz,7,8,Fizz,Buzz,11,Fizz,13,14,FizzBuzz,16,17,Fizz,19,Buzz,Fizz,22,23,Fizz,Buzz,26,Fizz,28,29,FizzBuzz”

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客寄せパンダで釣れたお客さんをどうする?

昨日、ビッグサイトで開催中のWeb&デジタルマーケティングEXPOを見に行ってきました。
システム開発やクラウドの活用、情報セキュリティ関係の展示会が同時開催でした。
最新技術の情報は常に仕入れていかないと、どんどん時代に取り残されてしまいます。

会場は呼び込み攻勢がすごく、各社とも必死のポン引き合戦の状態でした。
捕まえたお客さんに一通り説明して名刺交換もしくはバーコード登録して顧客リストができる訳ですが、さてその後このリストがどう使われるのか。
マーケティングを仕事としている立場としては興味のあるところです。

メルマガ・テレアポ・DMで興味あるお客さんを選別
 ↓
営業の訪問・プレゼン
 ↓
仕様を決めて提案・見積もり
 ↓
そしてクロージング

凡そこんな流れになるかと思います。

せっかくのリスト、うまく活用してもらいたいものです。
展示会終わって放置、という会社もありますが、もったいない話です。
こういったデータを多角的に活用するのが今のマーケティングの手法なのですから。

ひと昔前であれば、営業のごり押しでITに弱い社長さんは契約してしまったりします。
このようなお客さんはリピート顧客にはなりませんけれど。

「カロリーメイト配っていま~す」
って可愛いお姉さんが叫んでいました。
何を売っている会社か分かりませんが、インパクトのある客寄せパンダです。
カロリーメイトで釣れたお客さんって、本当の顧客になりうるものなのでしょうか?
この会社の営業手腕を是非見てみたいものです。

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提案できないのに何故ニーズを聞く?お店編

起業して自分のプロフィール写真を撮るため、写真スタジオへ行きました。
カメラマンにどんな風にしたいですか?と聞かれました。
自分、コンサルタントで起業するのだけど、コンサル業のイメージをどう表現してよいか分からない。
そんな相談をしに来たつもりだったのですが、先方も悩んでしまって、いくつか良くあるポーズを取って撮影は終了になりました。
写真スタジオのホームページには、士業コンサル等のプロフ実績も掲載されていたのですが。
プロに頼ったつもりでしたが、あまり良い提案をしてもらえず残念でした。

上手な提案、相手の意向にあった提案ができれば、
「あのお店は良い提案してくれた」 → 「親切なお店」
と受け取ってくれます。
1個人のファンであっても、その人のSNS投稿で思いがけず広まったりします。
これも一つのお客様の声です。

自分の知らないところでファンができたりアンチファンを増やしていたり。
良い提案ができるかできないか、そして日頃の応対・態度次第で、今後の顧客確保が変わってきます。
プロフェッショナルであれば、提案力に磨きをかけましょう。

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