マーケティング担当者と個人情報保護

法の改正

個人情報保護士の更新手続きを行いました。

個人情報保護法平成27年改正、5000件要件の撤廃、個人情報保護委員会の設置。
私が資格を取得した頃より内容がいろいろ変わりました。
ISMSやプライバシーマークを取得していた会社に勤めていて、資格取得のため一生懸命覚えた常識はもう過去のもの。
気付かずにいたら犯罪者になってたかもしれません。

会社に命じられてやってたら実は違反だった、そんなことがあるかもしれません。
でも処罰されるのは個人です。
マーケティング担当者はアンケートやDM、メルマガ等で個人情報を扱います。
知らずにいたら法に抵触する機会がたくさんあります。
自分の身は自分で守るべく、常識を身に付けておくべきでしょう。
個人情報保護士の資格を取るまでもなく、参考書を読んでいるだけでも知識は身に付きます。
法律は時々変わりますので、できるだけ最新の情報を。

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Webサイトの改ざん被害に遭いました

Webサイトの改ざん被害に遭いました

昨日は面倒ばかり。
電話番号を順番にテレアポしている関西のリサイクル屋の売り込みから始まって、施設の公共工事と勘違いさせるWiFi通信屋の売り込み、ウチの事業を知らないのかWebマーケティングの売り込み。
そんな中で、当Webサイトがリダイレクトに別ページに飛ぶようになってたのに気が付いて急遽対応に追われました。
なにもウチのような小規模事業者に…

結論としては、Webサーバーに管理者権限のあるサブアカウントが勝手に作られてました。
そしてWebサーバー内のすべてのindex.htmlにあやしいscriptが追加されていました。
すでに使われていないドメインのWebサイト(ディレクトリ)や、何年も放置して私すら忘れていた深層ディレクトリに設置したindex.htmlまで書き換えられていました。
Wordpressもいじられていて、よくわからない現象の解明に一日中ソースとにらめっこです。
目が疲れました。
※FTPツールで改ざんされた日付のファイルを抽出。
※Wordpressにサーチツールをインストールしてあやしいscriptを抽出。

分かったのは、複数のjsファイルに勝手にあやしいjsファイルを読み出すプログラムが追加されてました。
index.phpはソースの自動復旧機能のおかげで無事でした。
それらあやしいjsファイルを復旧させ、念のためWordpress本体を再インストールして対処しました。
それと関係する各種パスワードも変更しました。

確認したのでもう大丈夫だと思いますが、もしリダイレクトされているようでしたら、ご連絡ください。

もっと高度な技術でやられていたら私にはお手上げです。

こうまでして広告クリック数を稼ぎたいのか!と憤慨ものです。
広告業界でWeb系の広告宣伝費の割合が急増している背景には、こうした不正な広告収入の存在が大きいです。
一体どれだけ占めているのやら。

復旧後に気づいたのですが、Webサーバーに毎日自動でバックアップと取っていてくれてました。
そこから復旧した方が早かったようです。
でもそれを理解するためにも現状確認は必要なのです。

2018/9/29追記:
サーバー会社から連絡があり、あちこちで被害に遭っているので、FTPパスワードを変更しておきました、との事です。
え?勝手にそんなことするなよ!
一昨日に自分で変更したばかりなのに!!
また変更することになりました。
サーバー会社からの連絡に気が付かなければ、何故FTP接続できないのか知らないままです。
外部にサイト管理を委託してる会社も多いでしょうから、困りものねすよね、GMOさん。

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詐欺広告会社はこうして騙す

名刺広告

よく売り込みの電話があります。
私は自分の専門であるマーケティングを活かして色々と露出しているので、業者のターゲットになりやすいのでしょう。

ある時、私が以前出稿した広告の無料サービス分で名刺広告が出せるので、是非との電話がありました。
FAXで注文書を送るから記載して返信を、と言うので内容を確認していると、無料ではなく額面が入った注文書でした。
しかも相手の会社は、以前広告を発注した業者に似た社名の別会社。
不審に思いネットで検索すると、なんと詐欺被害の報告がいくつもでてきました。
”無料と言われて申し込んだら請求書が送られてきた”
広報担当者が社長に怒られてる情景が目に浮かびます。
以前の業者に確認を取ってみると、やはり詐欺らしく被害も受けているので訴訟も検討しているとの事。
当然、この詐欺広告会社には断りを入れました。
無料と称して受注するまでが詐欺行為で、有料で名刺広告をやっている広告代理店のようです。

それにしても、新聞でよく見かける名刺広告、こんな形で掲載数を集めているのかと思うと、名刺広告を見る目が違ってしまいます。
ちなみに今回掲載される予定だった新聞社は、建設工業新聞でした。
って前職で取材やら広告やらでお世話になった新聞社じゃないですか!
えー、って感じです。

マーケティング無料相談
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代理店のコピーサイトと認定され消された話

代理店のコピーサイトと認定され消された話

販売店・代理店・提携先・・・
自社営業マンによる直販以外にも販売チャネルがあります。
販売店のホームページにも、自社の商品を掲載してもらえれば、顧客の目につくチャンスが増えるというものです。
他にも、技術情報サイトや業界ポータルサイト等に商品を登録して露出を増やすのもマーケティング担当者の仕事です。

以前に体験したことです。

ある時、いつものように検索順位をチェックしていると、商品名を含むあるキーワードで、該当商品ページがGoogle検索で出てこなくなりました。
これまで必ず1ページ目、3位から5位にあったのに見当たりません。
日々のブレというものがありますので、たった一日の変動で一憂一喜していられません。
しばらく様子見にしました。
ひと月後、やはりそのキーワードでは検索されませんでした。
不審に思い、該当キーワードで表示される1位から10位までチェックしてみたら・・・
ウチのサイトと全く同じ解説文と画像のサイトがありました。
販売提携している会社(代理店)のサイトでした。

テキストと画像がサイトから丸パクリなので、Googleにコピーサイトとみなされ消された(想像)ようです。
ウチのサイトが。

UPDATE的にはウチの方が古いのですが、代理店側はサイト制作とSEO対策に多額の費用をつぎ込んで、関連するあらゆるキーワードで常に上位にいるサイト。
完成度と認知度からしたら負けでした。

これを機会に、自分でも意味のよく分からなかった古い解説文や映りの良くない画像を全面見直ししました。
また販売店サイトをチェックして画像や商品説明文をオリジナルとは違うものを用意して販売店に提供するよう管理しました。

フリーダムなWebの世界は、誰かに言えば何とかなるものではありません。
サイトの運営は自衛するスキルを身に着ける必要があります。
1社に一人はマーケティング担当者が欲しいところです。

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営業のポジションが敵ゴール前

営業のポジションが敵ゴール前

敵ゴール前でスタンバってる。
他のメンバーがそこまでボールをつないでくれている。
ここでゴールを決めなければ、ここにいる価値はない。
ゴールを決めて当然のポジションなのだけれど、マスコミはまるで英雄扱い。

この現象、営業職にも似ています。
工場・技術スタッフ・プログラマー・管理事務など様々な担当部門の役割があって、売り上げにつながる訳ですが、まるで営業ひとりの業績のような扱い。
営業には報奨金という形で評価されます。
これでは社内スタッフと営業とが仲が悪くなるのは当然。

『全員営業』を口にする経営者がいますが、現金は誰の手に?営業に?
これでは社内スタッフは動きません。
『全員営業』なんてオダイモク。

社内スタッフが何もかもお膳立てしてくれる営業にやさしい会社もあります。
テレアポから見積もり、技術説明、納品配達、納品後のサポートまで。
社内スタッフもしくは外注がやってくれるので、営業は最初の顔合わせと接待だけ。
営業のポジションが敵ゴール前、口を開けて待ってる雛鳥みたいなものです。
もっとも、成績の良くない営業社員は戦力外を通達されてしまいますが。

多くの企業で営業と社内スタッフの対立が目に付きます。
営業至上主義の企業では特に。
社内スタッフがイキイキと働いてくるためには、この垣根をどうにかしなければなりません。
スペシャリストによる分業がいいのか、マルチに仕事が出来るゼネラリストがいいのか。
マーケティング担当者に関しては、様々な仕事に関わるのでゼネラリストが最適です。

子供の頃はサッカーが好きでした。
全員サッカーだったので、運動音痴の私でもボールを追いかけて楽しめました。
下手でも活躍の場があり、モチベーションもありました。
主役になれたのです。
学年が上がるとポジション制になって、とたんサッカーはつまらないものになりました。

営業職を望む人は、自分が主役になれる仕事だからやってる人もいます。
営業職にやりがいを見つけた人です。
そんなマインドの営業は、意外に社内スタッフと上手くやってるものです。
そして、ゴール前でスタンバってるのではなく、自分でボールをゴール前まで導く人です。

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