企業が欲しているマーケティング担当者像

ウチの商品どこで使われてるんだろう?

企業が欲しているマーケティング担当者とはどんな方なのか?
ホームページ作れる人、SNSで発信できる人、リスティング広告分かる人・・・
マーケティングではなくWebマーケティングですね。

上記のマーケティング担当者のイメージは飲食店などの個人向けビジネスの企業が多いようです。
BtoCを真似して法人向けビジネスの企業でも同じことをやろうとするとうまくいきません。
BtoCマーケティングとBtoBマーケティングは全く別の考え方なのです。
法人営業をやったことがある方にはわかるはずです。
衝動的に買ってしまう個人相手と、稟議を通して購買が決定される法人向けとは攻め方が違います。

さて、マーケティング担当者ではなくWebマーケティング担当者についてですが、企業がイメージされているのはWebやSNSで情報発信する仕事です。
情報発信する媒体であるWebやSNSといったITテクノロジーに強い方が欲しいと考えるわけですが。
それは発信する情報(ネタ)が既に・いくらでも持っていることが前提です。
発信する情報(ネタ)を作ることは上記人物像には含まれていない。
含まれていないけれど作ってくれるのが当然、だってITの得意な人なのだから、と根拠のない期待しているようです。

WebやSNSはあくまでも媒体・メディア。業界新聞や展示会と同じです。
発信する情報(ネタ)を作ることは取り扱う商品サービスについて、顧客について、業界についての知識と経験が無ければできるのもではありません。
ITは得意だけど商品知識がない人がWebマーケティングをやったらどうなるか?
やっぱりマーケティング(本当はWebマーケティングの制作だけの部分)は無駄だったと言うのが容易に想像できてしまいます。

マーケティング担当者にはIT以外にも自分たちの取り扱う商材・顧客・業界をもっと知っていなければなりません。

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マーケティング活動は営業支援が目的

バナナ配ってます

展示会で集客のためおかしなことをする企業かあります。
カロリーメイト配ったり、キレイなコンパニオンさんを立たせたり、音量上げた派手なパフォーマンス、強引なポン引き・・・
確かに人は集まりますが、営業には関係ない人ばかり。
ノベルティ目当ての名刺が集まっても営業は動きません。
営業に渡せるリスト集めが展示会の目的です。

Webのアクセスも同様。
面白いコンテンツを作ってバズらせて一時的にアクセス数は増えるけど、営業支援にはなっていません。

マーケティング活動は営業支援を考慮の上で企画しましょう。

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1小間ブースで顧客を周回させる展示台

1小間ブースを周回させる展示台

昨日に引き続き展示会ネタ。

私が出店に関わった展示会では多くの場合1小間ブースでした。
商品を飾るために展示台を業者からレンタルするのですが、展示台を壁に寄せたではブース内が狭く感じ顧客が入りにくいのでは?と思いました。
そこで制作したのが円柱2段式展示台。
ウェディングケーキみたいな形です。
ブースの真ん中に設置すれば、その周りを顧客が周回してくれるのではないか、という発想です。
木製で縦半分に分割できる設計なので、1人で持てるしワゴン車にも入ります。
4回くらい使用したのですが飽きてしまって最後は倉庫の作業台として使われていました。

マーケティングはトライアンドエラー。
やってみて検証して次回改善する。
そうしてノウハウが蓄積させるのです。

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展示会カタログ巨大化パネル

カタログを巨大化して展示会パネルに

私が以前試した展示会ネタをひとつ。

自社製品である装飾用素材を貼り付けたA4サイズのカタログ(見本帳)がありました。
業界では結構有名で、ひとめ見れば「ああ」と商品を思い出してくれる、そんなカタログです。
展示会に出展するにあたり展示会パネル制作にそのカタログの巨大化を試みました。
狙い通り、知ってる人はひとめ見て寄ってくれるし、知らない人でも説明するまでもなく商品を理解してくれる。
さらに、巨大なパネルなのでインパクトがあり、展示物が少なくても十分な集客と認知をもたらしてくれました。

もし見本帳タイプのカタログをお持ちであればお試しあれ。
展示会カタログ巨大化パネルはインパクトがあります。

全長2メートル以上あるので、分割できる仕様にしなければ搬入に困ります。
ワゴン車に乗せられるサイズに設計を。

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Web担当と営業とのベクトル違い

社長と営業とマ担当者のベクトル違い

マーケティング担当者にも色々な職務がありますが、Webマーケティング担当者(Web担当)は毛色が違います。
彼らの目標はWebのアクセス数を増やすこと。
ひどい言葉で言うと、自分でクリックしようがGoogleのbotが頻繁にアクセスしようが関係なし。アクセス数さえ増えればそれが自分の評価である。
Webのアクセス数が増えることで儲かるのは広告会社とアフィリエイトサイトだけです。
企業のマーケティング担当者(Web担当)は同じことをしてはいけません。
アクセス数が増えても営業の引き合い数が増えなければ意味がないのです。

営業マンの活動は会社の業績に関わる。
Webでの引き合い増に営業マンは期待しています。
しかし引き合いにつながらなければ・・・
Web担当wwwですね。
営業活動に貢献しないことに一生懸命な彼らと営業マンとは仲が悪いのです。

「マーケティング担当者いらない」と言われているかもしれません。
経営方針(業績)に向かって行動している営業と、社長の思い付きで動いている”Webだけやってるマーケティング担当者”。
ベクトルは全く違います。
マーケティングと営業活動は同じ動向を向いていなければなりません。
マーケティング担当者は一度基本に戻って”営業”目線で活動すべきでしょう。

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