マーケティング業務は部品化すると作業が早い

部品化すると作業が早い

仕事を細かく部品化してルーチン化すると、作業が早くなります。
マーケティング業務においては、商品ごと・分野ごとにテキスト・図説イラスト・写真を予め用意しておくと便利です。
Webにしてもパンフレットにしても展示会にしても、基本はテキスト・図説イラスト・写真の使いまわしとアレンジです。

テキストにおいては、行政向けに硬い解説文、SNSやLP用に煽り文句、チラシやディスプレイ広告用にキャッチコピーなど複数用意しておくことです。

また図説イラストでは、見せる環境・背景や小道具も用意しておくとよりリアル感があります。
例えば喫茶店向け商材をイメージさせたいのであれば、スタバ風やルノアール風・移動販売車といった背景、丸椅子や革張りのソファー・スタンドといった家具、ペーパーナプキンやスティックシュガー・醤油さしなどの備品など、用意しておけば組み合わせで様々な見せ方ができます。
色を変えるだけで全くの別物にすることが可能です。
顧客別に提案書を作るのに便利です。

緊急に制作して情報発信しなければならくなった時、いざ始めようと一から文章や画像イメージを考えているのでは時間がかかります。
マーケティング担当者は日ごろからテキスト・図説イラスト・写真のネタのストックを作り置きしておきましょう。
さすれば自分の仕事も早く終わり、残業から解放されます。

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マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
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商品を知らないマーケティング担当者はただの作業者

マーケティング担当者が商品を理解したら

もしマーケティング担当者が、営業から、もしくは社長から振られたパンフレットを作りWebの1ページを追加しているだけの仕事であれば、それはただのデザイナー、ただのプログラマー。
パンフレットを印刷屋に丸投げしているのであれば、手配師。
作業員です。
もしただの作業しかしていないのであれば、将来は外注さんに取って代わられることを危惧した方が良いでしょう。

マーケティング担当者は第三者に自社の商品サービスを伝えるのが仕事です。

そのため自分のところで扱っている商品サービスを知らないのは、仕事の放棄と言えます。
昔、社長か誰かが作った文言そのままでパンフレットやホームページ作成しているようでは、ただの作業者です。
商品サービスを自分で理解して、自分なりに顧客に伝わる工夫することで、より顧客に伝わるようになります。

記事広告をおススメしています。
ただの広告より記事の方が信用度が上がるからなのですが、では誰が記事を書くのか?という話になります。
社内の技術スタッフもしくは社長に丸投げしているようでは、顧客に伝わるかどうかの工夫がありません。
社内や社長にヒアリングして、自分で理解して記事を書いてみることが大事です。

自分で理解するためには、一度図解にしてみては如何でしょうか?
営業に見せて分かりやすいと言ってもらえるようなら、使えます。
広告宣伝にも使えますが、営業達への教育にも使えます。
さらに営業に持たせて顧客への説明にも使えます。

マーケティング担当者が自社の商品サービスを理解するということは、自分・営業・社内スタッフ・顧客すべてに役立てられるということです。

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マーケティング活動を継続的に回す仕組み

継続的に回す仕組み

今まで営業主体だった会社でマーケティング活動を始めると、すぐネタ切れで活動がストップしてしまう現象が見られます。
営業の発言力が大きく、マーケティング担当者は営業の下請けとなってしまい、営業の指導・引率の元での活動になってしまいます。
営業の御用聞きです。
「なんかないっスか?」と。

一時のマーケティングブームでマーケティング活動を始めた直後はモチベーションもありアイデアも出て動けたものの、そのうち営業は面倒くさくなって自分の顧客主体の営業活動に戻り、マーケティング担当者は放置されて、徐々にマーケティング活動は縮小となってしまうのです。

そもそも、マーケティング担当者は営業の方を向いて仕事をするのではなく、顧客の方を向いて仕事をするのが、本来のマーケティングです。
マーケティング担当者と営業は対等の関係で協力的な関係でなければなりません。
前衛の営業、後衛のマーケティング。
それぞれの役割があるわけですから。

さてマーケティング活動は、マーケティング担当者が自主的に、問題なく活動できるものでなければ長続きしません。
そこで、継続できるマーケティング活動のひとつとして私がお伝えしているのが、『事例づくり』です。

事例は社内にいくらでもあります。
実績案件、失注案件、問い合わせだけの案件、他にもアイデアや空想など。
そして営業が活動している限り、継続的に案件は存在し続けるのです。
継続的に存在する案件を元に事例を作り上げ、顧客への見せ方を工夫・改善し続けることで、顧客への自社商品の認識率が向上し、結果として営業を支援する形になります。

『事例づくり』を取り入れることで、最終的にはマーケティング活動を継続的に回す仕組みができる、という訳です。

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広告は信用しないが記事広告は信用してしまう

砂糖は健康によくない?

営業スタッフは自社の商品サービスを宣伝する手段です。
広告も自社の商品サービスを宣伝する手段です。
営業という人海戦術では賄いきれない範囲に、未知の顧客へ知ってもらう機会のために活用する手段です。

人はみな営業に遭うと警戒します。
強引に売りつけられないか、と。
広告も、売り込むための上手い言葉で購入意欲を煽ります。
広告イコール売り込みであり、人はそれを認識しているため、広告を見ると不快感を抱きます。

ところが、しっかりした文章・記事の形態になっていると、人は途端に信用してしまいます。
特に専門誌や業界新聞、専門のブログの記事は、その筋の専門家が書いているので、信用性が高くなります。
実はこの記事の中には、非営利のため書かれているものばかりではありません。
営利目的で自社の商品サービスを宣伝するために書かれているものが多い、と認識した方が良いのです。
逆に考えれば、専門のメディアに記事を投稿できれば信用される宣伝ができるという訳です。
記事を読んでいる読者は、記事を読みたいから専門誌を、業界新聞を手に取っているので、記事を信用して読んでくれます。

ただしこの場合、宣伝や購入意欲を煽る内容は敬遠されます。
技術的な、証明可能な、公平な立場での内容が求められています。

専門メディアへ広告を検討しているのであれば、是非記事の投稿を版元に相談してみてください。
記事と広告の相乗効果が期待できます。

マーケティング無料相談
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顧客が喜ぶ活用事例集の副産物

顧客に喜んでもらえてモチベーションが上がってる営業

事例は自社のノウハウです。
そのノウハウを大ぴらに公開することを危惧する経営者もいます。
はたしてすぐマネされる程度のものが社外秘なのでしょうか?
その程度のものであれば、いつか誰かに開発されるものです。
いつまでも秘密にして抱えておくよりも、公開することで集客に役立て、顧客からの信用度向上に役立て、業績につなげた方が良い話です。
そして他社にマネされるまでに、次のノウハウの仕込みに努めるべきでしょう。
常に他社に先立って走り続けることが大事です。

活用事例集は顧客にヒントを与えてくれるので、もらって大変喜んでもらえる”カタログ”です。
顧客が喜んでくれれば、営業も喜んで顧客の元へ足を運びます。
営業が動いてくれるのです。

そして活用事例集は営業のネタになります。
訪問ネタに困っている営業にとっては是非とも欲しい営業ツールです。
そんな営業ツールがあれば、営業はさらに動いてくれるのです。

活用事例集を制作して営業に行動意欲を掻き立てましょう。
その役割は、マーケティング担当者です。

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