イラストはわかりやすく提案できる

先日のNHKの番組『ブラタモリ』にて黒部ダムが紹介されていました。
ダムマニアとしては、ちょっとうれしいテーマでしたので、ダムを出汁にした話を。

マーケティングの世界では”コンテンツ”という言葉が頻繁に出ます。
コンテンツとは、
「内容、提供するもの、売り手からのメッセージ」
ホームページの内容やパンフレット・セミナー等の中身を指します。
このコンテンツの良し悪しが、売り上げに直接影響します。

コンテンツの制作において、私はイラストの活用をお勧めしています。
イラストはわかりやすく提案できるものです。
文章・テキストの説明では、脳が理解するまでにちょっと時間かかってしまいます。
対してビジュアルは瞬時に伝えることが出来ます。

例を挙げてみましょう。
『ダムは動く?!』をテキストで解説するとこうなります。

ダムは動く?!_テキストで説明

ダムは動きます。
ダム湖の水圧による堤体の変動や、ダム湖の水温と、太陽光で暖められた壁面との温度差によりコンクリートの膨張・収縮が発生し、堤体の変動があります。

対してイラストで表現すると、

ダムは動く?!_イラストで説明

目で理解できると思います。

ビジュアルにより瞬時に伝えることが出来るということは、
・展示会で足を止めてもらえる
・DMを捨てる前に開けてもらえる
・HPの直帰率を減らせる
こんな効果が見込まれます。

わかりやすい伝え方で、集客改善につながることでしょう。

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もうきれいな心では見られないマーケティング

選挙戦の時だけのお約束

また選挙があります。
つい先日のやったばかりなのに、また、です。
1年に何回選挙があるのでしょう?
何年かに1度という認識だったのですが。
各党の演説やチラシが嫌でも耳に目に入ってきます。
これらも一種のマーケティングです。

さて、演説を素直に聞いていると、いやそれ違うだろう!と思うのが多々あります。
実現できない未来を平気で”お約束”したりしています。
あーこれ、健康食品の誇大宣伝みたいだなー、と感じてしまいます。
初めから、虚偽である・反論すべき、を前提に聞いておりました。
マーケティングの研究をしているうちに、もうきれいな心では見られなくなってしまいました。
ネットですぐ炎上してしまうのは、私のような心の穢れてしまった人が多いのでしょう。

1億総監視時代の今、誇大広告で釣れるほど国民はそんなにあまくはありません。
この選挙戦に勝ち抜いた政党・政治家が、今の時代のマーケティング上手ともいえます。
その手腕、見習わなくては!
選挙結果を見てから、上位者の言い分を検討してみましょう。

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ビジネスパートナー選びの難しさ

ビジネスパートナー選びの難しさ

展示会に行ってきました。
OEM供給してくれる業者探しです。
アイデア・企画はあるのですが、デザイン・設計・製作の面では素人なので、デザインからやってくれるところはないかな?と見て回りました。

中国・アジアの出展者が結構あり、ブースには”日本語出来ます”の張り紙が多々ありました。
ただ、海外メーカーは現金的なところがあり、まだ企画段階で売り上げの見込みもない話には関心を示さない人種なので、話しかけづらいです。
その点、日本、特に職人気質の方は、もやっとした企画に対して、やってみようか!というTRY精神があるので、相談しやすいです。

今回私が描いている事業は全く新しい事業なので、誰にでも相談できる話ではありません。
信頼できる相手で、なおかつ技術・理論を持っている相手でないと、安心して相談できません。
ここ1年、相談相手選びに失敗して苦い目に会いましたので、ビジネスパートナー選びには慎重にならざるを得ません。。
下手に相談して、アイデアを盗まれたり、ブログやSNSで書かれたりしてはたまりませんので。
SNSが盛んである中、ビジネスパートナー選びには、情報の秘匿性(セキュリティ)にも気にかけなければなりません。

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企業文化は壊せない

企業文化は壊せない

以前はさすらいの営業マンとして、今はマーケティング専門のコンサルタントとして企業を渡り歩いていますが、企業に根付く文化・社風はなかなか変えることができないことを、多くの会社で体験させられました。

新入社員やコンサルタントなど外部からやってきた人から見て、この会社のココはちょっとまずい、と気付くことが多々あります。
指摘しても、「それが会社の基本ルールだ」「ウチの業界はこうだ」と言わんばかりに拒絶されます。
例え社長が「今のままではダメだ、社内に変化が必要」とか「イノベーションが必要だ」とか言って外部から新しい血を入れようとしても、あるいは社長自身が、あるいはベテラン社員のほとんどが、変化を嫌い保守に走り、現状維持に全力に努めます。
馴染んでしまった企業文化はなかなか壊せないものです。
無理に企業文化を壊そうとすれば、社員や役員の大離反を引き起こしかねません。

営業至上主義の会社では、マーケティング的な考え方を導入しようとしてもなかなか受け入れてもらえません。
「何故そんなのが必要なの?」とみんなから全力で拒否されます。
マーケティングに早々に成果が出てくればみんなから少しずつ理解を得られるのですが、それまでは小さく地道にやっていくしかありません。
マーケティングはそんなにすぐには成果が出るものではありませんので。

まずこちらが小さく小さく変えてみる、そうすれば相手も少しずつ変わってきます。
時間はかかりますが、企業文化を変えるには小さく小さく変えていくことです。

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マーケティング担当者の仕事は二面性

マーケティング担当者の仕事は二面性

マーケティング担当者・マーケッターと言えば、なんとなくクールな・エリートっぽい職種に思えます。
『マーケッター○○の華麗なる○○』みたいな、どこかのトレンディドラマのタイトルになりそうです。

でもそれは、分業化された大手企業ならば、の話。
マーケティングに使える情報・データが潤沢な会社であれば、です。

中小企業では情報集めをゼロからやらなければなりません。
一人で何役もこなさなければなりません。
広報担当、プレゼンテーターとしての派手な面もあれば、下記のような地味な仕事もある、二面性があります。

DMリストのため、一日中ネットで会社名検索して住所調査。
生データの統計、マクロ組んでみて、見込んだ結果が出なければ別のマクロを組んで再TRY。
電話をシャットアウトして別室に籠って静かにDMの封入作業。
年末の納会の様子を眺めながら年賀状印刷。

しかし、1から10まで自分でやるからこそ、仕事を十分に把握できるし、その分やりがいがあるというものです。
マーケティング担当者の仕事は売り上げに(影から)貢献できる仕事です。

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