コンテンツ制作に使っているツールを公開

マーケティング活動では、表現することが必須です。
それはテキストであったり、画像であったり、動画であったり、音声であったり。
自社の商品サービスを顧客の価値感に近い形で表現することで、顧客の共感が得られ、あるいはビジネスがマッチしていると承諾得られます。
これがコンテンツマーケティングです。

コンテンツは、文章やキャッチコピー等のテキスト、イラストや写真等の画像、動画、音声等で形成されています。
(コンテンツくるくる当番表を参照)
これらの制作は、場合によっては専門のツールを使わなければ制作できないものがあります。
例として、私が日頃使用しているコンテンツ制作に使っているツールを公開します。

コンテンツ制作ツール

・Adobe Illustrator:イラスト制作
・Adobe Photoshop:写真加工
・Adobe Dreamweaver:Web制作
・Microsoft Visio:イラスト・設計図・フロー図制作
・Microsoft Excel:計算表・統計
・WordPress:ホームページ・ブログサイト制作
・秀丸エディタ:テキスト編集・Web制作

あまりメジャーではありませんが、私はVisioをよく使います。
ネットワーク機器の仕事をしていた頃、モジュラープラグの形状やケーブルの配線図を描くに便利で、以来10年以上のお付き合いのある私の標準お絵描きツールです。
Illustratorに比べ初動が軽いのも気に入っていますが、Illustratorへのデータ変換が結構面倒で苦労します。

Windows標準装備のペイントもよく使います。
Photoshopよりも起動・動作が軽いので、画像を縮小するだけのような大したことのない処理はペイントを使っています。

以上Windows版のコンテンツ制作ツールです。
良いコンテンツを制作しようと思ったら、良い制作ツールは必要です。
なんでも無料で済まそうというのは間違いです。
マーケティングにかかる費用も事業の”投資”とお考え下さい。

Macの場合?
分かりません。
私は仕事でMacBookProを使っていますが、BootCampで完全Windowsマシンになってまして、実はOSXを使ったことがないのです。
iPhoneもiPadも使っている、Macが苦手な人です。

マーケティング・セミナー開催

マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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マーケティングには費用が掛かるものです

マーケッターは魔法使いではありません

以前にマーケティングの相談に来られた方の話。
あれをやりたい、これもやりたい、納期がない、でも予算はない、という話をされ、挙句に、やらないうちから出来ないとは思わないで!などと言い出す始末。
その時の私の頭の中には、「無理無理無理」で一杯でした。
それに、無償でなんでもかんでも出来る訳がない。

本人は結局どうしたかったのか?
方向性がブレ過ぎでよく分かりませんでした。

時と場合によっては方針を転換する必要がありますが、その場で思いつくままに”あれをやりたい””これをやりたい”というのは無計画過ぎます。
マーケティング活動は、科学的に検証し、論理的に行動を決定し活動していくものです。
無理言えば何でも魔法で可能にするものではありません。
そしてマーケティング活動には、費用も掛かります。
SNSマーケティングの台頭で、マーケティングはお金が掛からないものだ、と勘違いされています。
成果が出るものがタダである訳がありません。

営業活動にしても、費用が掛かっています。
人件費や交通費、パンフレットなど、会社にいるとうっかり水や空気扱いをしてしまいますが、しっかりお金が掛かっています。

マーケティングと言うと魔法の言葉のように思ってしまう人がいますが、システムエンジニアと同様に、きちんとした仕様や企画・スケジュール・予算がないと成果は上がらない仕事なのです。

方向性がブレないこと。
成果が出るまでに時間がかかること。
そして費用が掛かること。

マーケティングにはそういった認識が必要です。

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営業支援で営業をコントロールする

営業はわがままです。
この商品の販売には力を入れるけど、あの商品は嫌いだからやらない

そして営業は孤独です。
工場やシス開連中とは仲が悪いし、社長や部長からはどやされる。
営業の同僚とはノウハウ共有なんて絶対にしない。
営業に気持ち良く協力してくれる味方は社内にはいません。
だから顧客や下請け協力企業と仲良くする。

営業はノルマを達成しなければ自分のクビがかかっているので、必死です。
社内行事や社長の言ってることなんて、どうでもいいんです。

そんな営業社員は統制が取れず、コントロールしにくいのです。
経営者の悩みの一つです。

営業をコントロールするために、恐怖政治を布く会社がありますが、これは悪手です。
自立型の営業社員はどんどん辞めていってしまい、また営業を募集して一から教育のし直し。
かかるコストと時間を考えたら、無駄な経営戦略です。

営業をコントロールするためのひとつの手段として、経営方針(社長の考え)に沿った形の営業支援、というやり方があります。

営業支援で営業をコントロールする1

①これまで:
営業はそれぞれ独自のやり方で活動しています。
営業ツールもやり方もバラバラです。

営業支援で営業をコントロールする2

②営業支援を開始:
営業ツールの提供やマーケティング部門による後方支援等、営業支援を活用し始める一部の営業は成果が出始め、営業力を強化していきます。

営業支援で営業をコントロールする3

③営業力の増えた営業を見て、他の営業も営業支援に頼るようになります。

営業支援で営業をコントロールする4

④営業支援の活用により、更に営業力強化していきます。
営業支援に拒絶感のある一部の営業は取り残されてしまいます。
周りを見て営業支援に乗るか、さもなくは・・・

営業は、社内からの営業支援を喉から手が出るほど欲しているはずです。
経営方針(社長の考え)に沿った形の営業支援

営業支援とは、営業にとって有益なことでなくてはなりません。
営業がしやすくなるツールや仕組み、情報、付帯業務の肩代わりなど、各営業に合わせた必要とするものを、経営方針(社長の考え)に沿った形で提供していきます。
営業というファンを作りあげるBtoCマーケティングに近い考え方です。

ただし、営業支援をする側・マーケティング部門等への経営方針(社長の考え)への理解が必要です。
強要ではなく理解です。
気を付けなければならないのは、一貫した経営方針(社長の考え)
社長の考えがブレまくっては、理解する方(社員)は理解出来ません。
どっちに向かえばいいのかと、旗を振るのは社長なのです。

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経営者はすぐやりたい

今週の月間キャンペーン

経営者は常にビジネスプランを考えています。
そして、思い付いたら実行したくなって、いてもたってもいられない。
経営者は、すぐやりたいんです。

私も自分で事業を始めてからは同様に、思い付きでドメイン取得したり、思い付きで商標登録申請してみたり、思い付きで事業プラン書いて商工会に相談に行ったり、思い付きでセミナー企画してみたり。

でも冷めやすくて、飽きやすい。

思いつきで費用をかけて、人件費をかけて。
自身でやるのならともかく、やらされる社員にしてみたら堪ったものではないでしょう。

「思い付きで無計画にやるんなら、社員の給与に回してくれ!」

私も社員時代はそう思っていました。

社長が突然、ブランディングをやりたいと言っても、営業は自分の売り上げの方が重要なので、協力なんてしてくれません。
そういった意味では、経営企画部門や経営戦略部門、マーケティング部門のような存在は、組織の中で重要な役割を示します。
先日に記しました『中小企業白書』を見ていて、経営の方向性を検証・実行する部門は必要だと感じています。

困った経営者は、昨日言っていた事を今日にはひっくり返すようなことを言います。
昨日と今日とで全く違うことを言っているようでは、社員からの信頼を失います。

経営方針にブレないことが、会社にとっても、社員にとっても重要です。
口走ってしまう前に、相談する相手・検証する部門が必要でしょう。

ある日突然、社長がロケット開発に投資するなんて言い出したら、社員はどう思うでしょうか?

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中小企業白書・小規模企業白書2017説明会に行ってきました

中小企業白書_2-3-24

中小企業白書_2-3-25

今年も中小企業白書・小規模企業白書説明会に行ってきました。
気になるところはやはり、私の事業でもあるマーケティングに関連するところです。
説明会では、後半時間が無くなって、肝心のマーケティングに関わる新事業展開の話が端折られてしまいましたので、事務所に戻ってから白書を全文ダウンロードして読み直しています。

中小企業白書の新事業展開(第2部第3節)というテーマにおいて、アンケート調査の結果から、マーケティングの重要性を説いています。
その中の一部に、市場ニーズの把握についてのデータがあります。
市場ニーズの情報入手先として、顧客や取引先とのやり取りが一番に挙げられており、また市場ニーズの把握を行う部門として、①営業部門、②経営企画部門、③マーケティング部門、となっています。

私も営業経験者なのですが、営業は顧客や仕入れ先から結構情報を耳にしているのです。
ただ、それを活かせるかどうかは、その営業マンのセンスによるものなのです。
自分の売り上げに直接つながるのであれば、情報を活用します。
営業部長や社長の耳にも届くと思います。
ところが、そうでなければスルーします。
実は新商品開発のヒントになるかもしれない情報を、営業マンの判断で見逃している場合があるのです。
この点は、改善の余地があると思います。

また、企業の規模や体力によるのですが、経営企画部門やマーケティング部門のような部門が無い企業もあります。
営業中心で回している会社です。
こういった企業では、先に挙げたように営業マンのセンスが低いと、隠れた情報を見逃してしまいます。
営業人員にコストをかけるよりも、マーケティング人材にコストを回すことが、将来への投資といえます。
営業人材は育っても個人のノウハウ止まりですが、マーケティング人材は育つと会社のノウハウになります。

白書を見ると、中小企業の経常利益は過去最高水準であると書かれています。
今の体力があるうちに、組織改革も検討すべきではないのでしょうか。

中小企業白書はまだまだ面白そうなデータがたくさん載っています。
私のようなコンサルタントには、良い勉強になります。
引き続き、小規模企業白書を読み解いてみようと思います。

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