ソースを外注に握られてHPの更新できない

ホームページというものは、24時間文句も言わずに働いてくれる営業マンです。
ホームページの情報の適宜更新は、営業マンが新しいカタログを顧客訪問したりネタを持ってアポ取ったりするのと同じくらい重要です。

そんなホームページを外注任せにしていると、いざ緊急にキャンペーン打ったり、内覧会の案内を挙げたりすることが出来なくなります。
ホームページのソースを外注の業者に握られているため、勝手に更新できませんし、急ぎの更新を依頼しても、

打ち合わせ→制作→確認→テスト→確認→公開

と、すぐには実行することが出来ません。
また、業者と仲たがいしたり、ある日突然業者が失踪したりすると、自社の財産であるホームページは消えてなくなります。
メールサーバーと管理が一緒であったならば、メールも消えて最悪です。
悪徳業者によって、全部消された!なんて話も耳にします。

やはり、ホームページの制作・管理も自社で行うに限ります。
最近流行りのWordPressはプログラムが分からなくてもホームページやブログサイトが作れる便利なシステムです。
社内で運営出来るように勉強していきましょう。

自社でホームページの運営を続けているうちに、
どうすればアクセスが増えるか?
ニーズのあるキーワードは?
といったノウハウが蓄積されます。
これこそ、自社でマーケティングを回す手法です。
マーケティングを内製化して、伸びる会社の体質に作りあげましょう。

アクセス解析
マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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原稿を外注に握られて使えない

カタログ・パンフレット、広告のデザインを外注の業者に頼んできれいなものを作りました。

「結構良いものが出来たので、提案書とかにも使ってみたい」

と営業さんは思うのですが、そうは問屋が卸さない!
業者に別途料金を支払わなくてはなりません。
不満です。
自社のデザインなのに。

外注の業者さんは原稿の保有が命です。
原稿を持っている限り、そのユーザーから再度注文をいただける仕組みになっています。
一昔前の印刷屋さんは、倉庫に顧客の製版をたくさん保有していて、それが既存顧客という財産でした。
現在では自社サーバーにファイルという形で保存しています。

業者から原稿をファイルでもらえることは、まずありませんので、営業さんが提案で使いたくても勝手に使えない、というのが実状のです。

やはり、原稿やその元となるイラスト・写真・デザインは自社で用意するに限ります。
そして、既に作った原稿・デザインに、ちょっと手を加えるだけで、別の提案書・別の展開の企画書にも使えます。
自社で制作を続けているうちに、社内にたくさんのデザインネタとノウハウが蓄積されます。
これこそ、自社でマーケティングを回す手法です。
マーケティングを内製化して、伸びる会社の体質に作りあげましょう。

提案書

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震災の後のマーケティング

今朝の地震はちょっと怖かったです。
地震自体は慣れっこですが、それよりもNHKニュースで津波避難の呼びかけが怖かったです。

前の震災の後、私は建設関係のマーケティングをしておりました。
震災の半年後くらいから東北を中心に土木工事の発注件数が増えました。
現状調査から始まり、復旧工事を行う建設会社が拠点とするためのインフラ工事、そして地盤工事と、順番に工事発注数が増えていきました。
情報収集のため、国土交通省・土木学会・建設関係の新聞・工法各種協会・入札情報サイト等、様々な情報網から情報を集めました。
機会があれば、お取引している建設会社の現場に取材に行ったり、公開している工事見学会に参加してみたりして、生の情報収集に努めました。

世の中、大変なことが起こっている。

地震よりも津波による被害が、これほど大きなものになるとは思いもしませんでした。
土木の仕事に関わっていなかったら、今ほどの理解は無かったでしょう。
その大惨事が再来か、と気にしながら、ニュースを見ていました。
やっぱり平和が一番です。

ひょっこりひょうたん島

石巻駅

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採用しない理由を聞く営業

独立して事務所を起こし、HPや広告などで露出を上げていると、いろんなところから売り込みが来ます。
事業に全く関係がない話は即座に断りますが、ちょっと気になる場合は話を聞き提案書をもらいます。
商品サービスの効果・費用・かかる日数などを検討の上、お断りすることが多いです。
その際に担当営業から詰問のような質問をされることがあります。
大変不快に思います。
自分の中のブラックリストに登録して、次の機会はありません。

営業が純粋に疑問に思って聞く場合と、自分の提案が採用されないのを不満に思って聞く場合とでは、相手(顧客)に与える印象が違います。
前者の場合は、次の提案の改善に活かすためのヒアリングで、相手(顧客)にとっても良い結果へ繋ぐことが出来ます。
しかし後者は、自分の不満をぶつけているだけなので、その感情は相手に伝わってしまいます。
この場合、リベンジはない、と思った方が良いです。

何故何故を5回繰り返しなさい、と教える企業があります。
QCサークルやカイゼン、部下との面談、そして自分との問答には効果があります。
しかし顧客相手にやってはいけません。
相手を不快にさせるだけです。

営業・コンサルタント・士業など、対人提案をする仕事の人は気を付けた方が良いです。

採用しない理由を聞く営業

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立ち位置による評価の違い、マラソンのアンケート編

昨日、さいたま国際マラソンに参加してきました。
マラソンの私の成績は置いといて。
運営会社のサイトには参加者のアンケートがちらほら挙がっていたので、眺めていました。

全体評価57.1点 (2016/11/14-16:00現在)。

満足度57%と考えれば、よくないです。
90点以上のマラソン大会もありますので。
個々のコメントを見ると、私も感じた不満点が色々挙がっていました。
逆に運営側を擁護するような、”参加者の自己責任”的な発言もありました。

例えば、給食(ランナーが途中で補給するエネルギー源、今回はバナナやアンパン)が少なかったという市民ランナーの意見が多かった一方、補給食は持参するのが当然、というベテランorトップランナーの発言もありました。

それぞれの立ち位置によっての感想が異なるのです。
私個人は後ろの方を走っている人で、私が給食地点に到着すると既に売り切れで、ガス欠で困った、東京マラソンはあんなに食べるものがたくさんあったのに、他の大会に比べても少なかったな、という感じです。
道端で倒れているランナーの数が他の大会よりも多かったのも、それが原因?

運営側が顧客満足のターゲットをどこに絞るのか?
トップランナー向けならこのままで良いし、大多数を占める一般の市民ランナー向けなら大幅な改善が必要。
企業でいうなら、小規模で満足度高いビジネスか、大きな売り上げを取るか、どちらの方針で展開するのか、という問題です。

立ち位置の違うターゲットをそれぞれ満足させるのが、運営側の手腕にかかっているのです。

先週、ネット上でお祭り騒ぎだった”ネイティブ広告ハンドブック事件”もやはり、立ち位置の違いによる意見の相違になる訳です。

さいたま国際マラソン2016

大会スローガン”FROM HERE TO THE WORLD”

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